オルビスが無料アプリをリリース。荷物の配送確認やコンビニ支払いも可能に
オルビス株式会社(本社:東京都品川区)は、2018年6月1日より、オルビスのお買い物が便利になる無料スマートフォンアプリ「ORBISアプリ」の配信を開始すると発表した。
「ORBISアプリ」は、従来の「ORBIS Pointアプリ」機能に加え、ECで購入した荷物の配送状況の確認や、電子バーコードでコンビニ支払いができる機能を搭載するなど、お買い物をますます楽しく便利にする新たなサービスを実現する。
上記機能は、「ウケトル」及び「PAYSLE」のサービスを搭載したことによるもので、一つのアプリの中で同サービスを完了できるのは、本アプリが日本で初めてとなる。
アプリをリニューアルしたことにより、スマートフォンで簡単に商品の配送状況の確認や、商品代金の支払いが可能となる。配送状況を確認できる事で不在配達を防ぐなど再配達問題解決に貢献するだけでなく、決済の利便性向上が図れるということだ。
荷物のコンビニ受け取りを希望する場合、受け取りの際、荷物を開封して支払い用紙を取り出す必要がなく、その場でスマートフォンのみでスムーズに支払うことが可能になる。コンビニ支払いができるサービスは、6月1日(金)から、国内ミニストップ及びセイコーマートで先行サービスを開始する。今後、その他大手コンビニエンスストアも導入予定だ。
言うだけなら簡単な「ユーザーファースト」
コチラ(https://ecnomikata.com/original_news/18638/ )の記事でも紹介させていただいているように、オルビスの発想の源は、つねに“お客様”にある。その軸がぶれないように事業を進めていくとアプリも自然と使い勝手を考慮したものになってくる。
化粧品会社でありながら、AIチャットボットや今回リリースされたような高機能なアプリなどをユーザーに提供しており、顧客満足度は非常に高い。商品クオリティが高いのは前提だが、こうした周辺環境もユーザーを掴んで離さない秘訣だろう。
ユーザーファーストとはよく聞くが、しっかりとこうした部分に投資を行っているあたりECから火が付いた企業の戦略だと感じる。顧客に対する姿勢は商品に如実に現れるものだ。送料無料やほぼすべての化粧品でサンプルの用意、30日間は返品交換可能など、充実のサポートが並ぶ。安心・安全を謳うオルビスだからこそユーザーとのコミュニケーションを疎かにせず、信頼関係を構築しているのだ。