オムニ化が加速する!国内・越境ECサイト構築の『UZEN』がクラウドPOSレジ『スマレジ』と連携開始

ECのミカタ編集部

株式会社UZEN(本社:東京都港区、代表取締役社長:スコット キム、以下「UZEN」)の国内・越境ECプラットフォーム「G1 Commerce(ジーワンコマース)」は、株式会社スマレジ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:山本 博士)のクラウドPOSレジ「スマレジ」との連携を開始した。

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国内・越境ECプラットフォームとして知られる「G1 Commerce」は、スマレジ社のクラウドPOSレジ「スマレジ」との連携を開始した。この連携によって、最新のオムニチャネル運用ができる環境を提供できるようになったとしている。

「G1 Commerce」は、国内・海外対応をはじめ、将来の拡張性も担保したECプラットフォームだ。UZENスタッフが17年以上かけて培ってきた多種多様なECサイト構築およびコンサル経験をベースに開発され、ECビジネスを進めるための必要な機能が揃っている。

一方のスマレジは、iPadやiPhoneを用いた低価格かつ高機能なPOSレジだ。データはクラウド上で一元管理でき、時間や場所を選ばないリアルタイムな売上分析を実現している。小売やアパレル、飲食店など多くの業態に対応した機能を有し、小規模事業体から大規模チェーンまで幅広く利用されている。

オムニ化運用に必要な機能を充足

オムニ化運用に必要な機能を充足「ミントデザイン」のブランドサイト

今回開始されたスマレジAPIを利用したPOSレジとのAPI連携により、EC側の会員、商品、在庫(EC在庫数と各店舗在庫数の一元管理含め) と 店舗側の売上とがリアルタイムにつながる。(1)ECと店舗、両方の在庫を引き当てる、(2)EC側で店舗別の売上を確認するといった最新のオムニチャネル運用が可能になるのだ。

連携第一弾の導入事例は、UZENが本サービスを展開するにあたり、システム面からマーケティング、物流など横断的にトータル支援しており、 2018年4月にオープンした株式会社パルコ(以下「PARCO」)のファッションブランド直営ECサイト(ブランドサイト)である「ミントデザイン」だ。そこでの最新のオムニチャネル運用環境は次の2点となっている。

◇1.
店頭との「EC会員・EC商品・店舗在庫・店舗売上」のリアルタイム相互連携を実現し、店頭からもECからも販売機会のロスを最小化でき、売上を拡大に寄与する。

◇2.
店頭でのEC会員ポイント使用及び店舗在庫のEC販売が容易になる。例えばEC側で店舗の在庫商品も引当てできるだけでなく、決済ともつながっているのでEC側で売上まで立てられる。

オムニ化の課題を解決

EC事業の成否を考える上で、オムニチャンネル化の重要性は高まるばかりだ。自社のネット販売チャンネルとリアル店舗に顧客を誘導し、豊かな買い物体験の提供とコミュニケーションを通してロイヤリティを醸成していくのは、ファンとリピーターを生み出す上で極めて有効だ。

一方で在庫管理や顧客情報、商品情報などをネットとリアルで連携するのは、労力などの面から事業体に負担がかかるのも事実だった。今回発表のあった新たなシステム連携によって、こうしたオムニ化に必要な運用面での課題を一気に解決することができるだろう。

オムニチャンネル運用で課題を抱える事業体、これからオムニチャンネル化を進める事業体にとって、またとない朗報と言えるのではないだろうか。

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