BASE株式会社（本社：東京都渋谷区/代表：鶴岡裕太）は、自社の運営するネットショップ作成サービス「BASE」の「BASE Apps」において「メッセージApps」の提供を開始。メッセージ機能によってより顧客のニーズに応える姿勢を整えた。

「BASE」は、モノづくりをする個人・法人、地域活性を支援する自治体等の行政をはじめ、50万ショップが利用しているネットショップ作成サービスと、そこで開設されたショップの商品が購入できるショッピングアプリを提供するEコマースプラットフォームだ。ショッピングアプリ「BASE」は400万ユーザーが利用している。

新拡張機能「メッセージApps」とは

　新しく追加された「メッセージApps」はBASEに登録している出店者が使えるメッセージ機能だ。ネットショップ上にメッセージ機能を使ったお問い合わせ窓口を設置することができ、これまでメールでのやり取りで発生していたタイムラグを解消。ショップオーナーとユーザーがダイレクトに連絡を取り合うことが可能になり、より身近な関係を築くことができる。

　「メッセージApps」は無料で導入することができるのも、コストを抑えたいEC事業者や個人で出店している人にはありがたいところ。さらには顧客ごとに管理メモを作ることができ、顧客リストの作成にも役立つ。

　導入方法も簡単で、BASEの管理画面にログイン後、拡張機能「BASE Apps」より「メッセージApp」をインストールすることで、「メッセージApps」を利用できる。

　まずはWebのネットショップ向けに同機能の提供を開始し、月内にはショッピングアプリ「BASE」内の各ショップでもメッセージ機能を提供する予定だという。

BASEの成功に見るECの未来

　ネットショップ作成サービスBASEは、今や50万のショップに利用されているEC業界拡張のベースともいえるサービスだ。多くのユーザーに愛される理由は、やはりユーザー目線に立ったサービスの提供、環境の整備に努めている点が大きいだろう。今後はいかにユーザーの思いに寄り添っていけるかが、EC業界拡張のカギとなるだろう。