Credit Tech（クレジットテック）をリードする株式会社ネットプロテクションズ（所在地：東京都中央区、代表取締役社長：柴田 紳、以下「ネットプロテクションズ」）は、2018年8月20日（月）より、「atone」に定期・月額課金機能を追加したことを公表した。当該機能を利用することにより、定期購入・月額課金における2回目以降の決済処理を店舗から登録できるようになった。

「EC-CUBE」「eltexDC」「侍カート」「楽楽リピート」が自動登録に対応

また、今回の「atone」への新機能追加に加え、株式会社ロックオン（※1）が提供するECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」、株式会社エルテックス（※2）が提供するEC/通販総合パッケージ「eltexDC」、株式会社FID（※3）が提供するECショップ構築ASP「侍カート」、株式会社ネットショップ支援室（※4）が提供するリピート通販特化型ECサイト構築ASPカート「楽楽リピート」の各サービスが当該機能の自動登録に対応した。同システムを利用している店舗にとっては大きく利便性が向上することになる。

※1：所在地：大阪府大阪市北区、代表取締役：岩田 進
※2：所在地：神奈川県横浜市、代表取締役社長COO：森 久尚
※3：所在地：東京都新宿区、代表取締役：和田 聖翔
※4：所在地：東京都新宿区、代表取締役：泉 成人

店舗とユーザーの要望に対応

ネットプロテクションズ社は、今回の機能リリースの背景として次の点を挙げている。定期・月額課金機能は、購入者が都度注文をする必要がなく利便性が高いことから、店舗、購入者双方から高いニーズが存在していた。

このニーズを受けてネットプロテクションズ社はatoneの定期・月額課金機能をリリースしたのだ。一方、この機能だけでは、店舗が購入者に代わって都度注文を登録する必要があるため、店舗は十分に機能の利便性を享受することができなかった。この課題を解決するために、「EC-CUBE」、「eltexDC」、「侍カート」、「楽楽リピート」が定期・月額課金機能の自動登録に対応した。

これまでも、定期・月額課金機能の自動登録が可能なカートシステムは存在していたが、同社によれば、カードレス後払い決済における自動登録機能は実績が少ない状況だったとしている。

今後も定期・月額決済に対応したサービスを拡充

EC市場は引き続き活況を呈しているが、その中でも定期や月額課金のサービスは一般的になっている。一方で、そうした定期的な決済が必要となる場合に中小のショップでは、充分に自動化できないというハードルがあったが、今回の新機能の追加と代表的な各社提供のカートが対応したことで、一気に利便性が高まることになる。

今後もネットプロテクションズ社は、美容健康ジャンルのECや、月額サービスなどの継続購入を主とする業界での「atone」導入を促進するとともに、同業界に特化したカートサービスとの連携を推進していく方針だ。