GMOペパボ開催「カラーミーショップ大賞2018」会場潜入!受賞したのはアノお店!ブログ、InstagramなどSNSを活用し存在感

石郷“145”マナブ(編集長)

 GMOペパボ株式会社は、オンラインショップ作成サービス「カラーミーショップ」のNO1を決定する「カラーミーショップ大賞2018」を東京・渋谷のセルリアンタワーで開催した。

 「カラーミーショップ大賞2018」は同サービスを利用している事業者を対象に、創意工夫を凝らしたオンラインショップを発掘し表彰するコンテストで、5回目を迎える節目の年。数々の賞があるが、市場開拓やマーケティングなどを戦略的に行っている店舗に贈られる「ベストセレクト賞」、「ベストデザイン賞」を新設するなど、大賞自体も成長している。

 45,000店ある中から297店がノミネートされ、その中で受賞の39ショップが、同イベントに集まった。

 “TOP of カラーミーショップ”とも言える「カラーミーショップ大賞2018」は「パンと日用品の店 わざわざ」が選ばれた。「パンと日用品の店 わざわざ」は、もともと長野県東御市の山の上で、薪窯で焼くパンと、暮らしの日用品を販売しているお店。

 「パンと日用品の店 わざわざ」のパンは国産小麦や自家製酵母を用い窯で毎日焼き上げるこだわりがある。暮らしの道具は地元の作家の作品を中心に陶磁器や、日常の消耗品、地元の調味料など、長く使え環境に負担のかけないような商品を集めて販売しているなど、商品一つ一つに自分達の想いなりメッセージなりを強く感じさせる内容だ。

 だからこそ、ECで展開するようになったとしても、それがどこでも買える消耗品とは違い、また価格で勝負をするものではないと、とにかく独自ドメインにこだわった。同店の平田はる香さんはこのこだわりある商品群と、自身がもともとウェブ担当者だったという経験を生かして、伝えていけば、必ずや商品は売れると自信もあった。自分を信じたからこそ、彼女いわく“苦労なく”自分の身の丈に合わせて成長し続けて、本日の栄光の「カラーミーショップ大賞」に至る。

地道にやり続けてきた。最初からこの日は運命付けられていたのだ

 ただ本当に地道にやり続けてきた日々であることは事実。大きな変化は、これまでは一人で兼業してこなしていたECサイトの運営が、ここ最近晴れて専任の担当者がついたこと。やれる幅が広がり、売り上げに繋がったようで、これもまた受賞の原動力となったと振り返る。

 とはいえ、忘れてはならないのはシツコイようだが「パンと日用品の店 わざわざ」としての強い想いとメッセージ。SNSはブログに始まり、Facebook、Instagram、メールとあらゆる媒体を通して、彼らのメッセージを丁寧にお客様に向けて発信し続けてきたことを強調しておきたい。リアルな世界でいえば、いわゆる野っ原に一つポツンと佇むような独自ドメインの店舗ではあるし、名だたる有名な店ではない。

 それでも、自らの方向性と歩むべき道のりを考え、確実に、地道にやり続けることで、ファンが生まれ、ECとして成立することが彼らの行動により指し示されている。売り上げをあげないと上には上がれないが、それは「店として何を伝えるべきか」「何をお客様に喜んでいただけているのか」という原点を突き詰めなければ、本当の答えはきっとでてこない。どんなツールを使おうが上手くはいかないし、こだわり続け、お客様と向き合い続けた何年かの蓄積こそが彼らの勝因ではないかと思う。

職人技がちらり、こだわりの集積カラーミーショップ

 「カラーミーショップ」というのは、来てみて思ったが、型番商品にはない“匠”な商品が多くて、そこには人の人生が垣間見れて、だからこそ重みがあって、ECでしか味わえない醍醐味がある。優秀賞を受賞した「小さいふ。クアトロガッツ」も聞けば、スタートはひょんなキッカケだと言う。社長の中辻大也さんがとある時、妻に誕生日にミシンをプレゼントしようとしたところに始まる。偶然にも、そのミシンこそが、彼が訪れた中古屋にとっての最後の商品であり、そこで廃業となるから、ミシンを売るとともに彼に向かってこう言ったのだ。

 「うちには革があるから、ミシンと一緒に革もプレゼントする」と。驚いたことに中辻さんはトラック一台にも及ぶ革を手に入れ、この革を手に入れたことを契機に中辻さんはそれまで勤めていた会社を辞めた。妻とともに行商のような動きをする中で、紆余曲折ある中で小さな財布にたどり着く。彼はいつもポケットに札や小銭を裸で持ち歩いていたことから、妻がそのミシンで、財布を作った。まさにここを起点に、小さいふが始まったのだった。上の写真は商品ではなく、まさに奥さんが中辻さんに送った思い出の財布だった。でも、ここが原点だ。

 販売当初は珍しかったその財布も、今では当たり前になった。だから、折りたたみの小さな財布は表面をキャンバスに見立てて、様々なデザインを当てはめ、差別化を図る。手塚治虫とのコラボデザインもあるそうで、アーティスティックな様相を見せている。しっかり彼らが歩んできた財布のイズムは残りつつも、今また進化を遂げて、そして、今日、この日カラーミーショップ大賞の優秀賞を受賞したのだ。

ニッチなところでもキラリ光る存在感

左から2番目が石膏像ドットコムの脇本さん、3番目が「LAVI SHOP」ハヤカワ五味さん、4番目がクルールの高階さん。

 その他にも、石膏像ドットコムは、日本で唯一の石膏像専門店。代表の脇本壮二さんが製造から販売まで一人で担いながら、毎日更新しているブログなどでその商品の魅力をアピール。それまで脇本さんは石膏像卸をメインにしていたが、時代の変化とともに、その必要性は薄れ、直販に徐々にシフト。

 かつての卸先とは視点を変えて、直販ゆえの新しい顧客を追い求めたことで、それまでとは違った層に購入を生み出し、今や大半が直販となった。今思えば、おそらく卸だけであれば、おそらく自分は廃業していたかもしれないと語るのだから、ECの存在意義は大きい。

 ベスト商品賞には、以前、当サイトでも紹介したハヤカワ五味さんが運営する「LAVI SHOP」が受賞。シンデレラサイズと呼ばれる小さいサイズのインナーを手がけ、まさにこれもニッチなニーズを見事に拾い上げてECに繋げた好例。自らサイトをカスタマイズすることで一枚絵でその商品を写真を見せるなど、徹底したお客様の目線を追求し、商品の良さを存分に損なうことなく見せたサイトの表現力が受賞につながった。

 他にも、「カラーミショップ」からのオファーであり、一般投票時に他ショップさんが投票してくれる機会にも恵まれ、結果栄冠を手にした店もあって、その一つがベストセレクト賞を受賞した「布と型紙のお店 クルール」だった。ダボついた衣装が多い大人の女性向けファッションにおいて、布と型紙のセレクトショップを提案して、大人がきれいに見えるスタイルを追求した。

 大きくはなくても個性があるお店で、取締役 高階百合子さんは「今まで10年以上やっているけど、ずっと上も下も右も左も分からない状況だったから、まさかこんな場で表彰されるとは思わなかった。世の中というのは、見ている人はいるものだ」と驚いて見せた。

どこよりも早く!受賞店舗を一挙公開

■特別賞
ベスト店長賞、ベスト商品賞、ベストセレクト賞、ベストデザイン賞の4つのカテゴリで優秀な功績を残した店舗に贈られる賞
【ベスト店長賞】
・石膏像ドットコム
【ベストデザイン賞】
・イロドリ
【ベスト商品賞】
・LAVI SHOP
【ベストセレクト賞】
・布と型紙のお店 クルール
■Amazon Pay賞
「Amazon Pay」の決済を導入している店舗の中から、より多くのお客様に簡単・便利な購入体験の提供を実現した店舗に贈られる賞
・シャンパーニュ専門ショップ「マチュザレム」
■にっぽん文化奨励賞
日本文化を発信している店舗に贈られる賞
・筒井時正玩具 花火製造所
・aiyu
全45,000店舗の中から選ばれた35店舗にノミネート!!結果、motteシリーズを審査員の方々にご好評頂きまして、にっぽん文化奨励賞を授賞致しました。これも皆様との出逢いがあり、繋がりやサポート、すべての支えがあって頂けた賞です。ありがとうございます。今後もさらなる進化をしていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

・松崎冷菓オンラインショップ
■地域賞
国内7つのエリア(北海道・東北、関東(東京除く)、東京、中部、近畿、中国・四国、九州・沖縄)を代表する店舗に贈られる賞
・御朱印帳専門店しるべ
・革財布の山藤
・KIHARA ONLINE Store
有田焼・波佐見焼の伝統を引き継ぎながら現代的なデザインへ挑戦する商品企画とプロモーション力を高く評価いただき、受賞することができました。リニューアル2年目にして、このような賞をいただくことができ大変嬉しく思っております。
・井出トマト農園
上位500店舗にノミネートされた際、一般投票による選考がありたくさんのみなさんが応援くださったおかげです。中には毎日投票してくれた方や、なんども応援してくれた方、また、これまで井出トマト農園を応援してくださっているお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。今回の賞はお取引業者様、農園のスタッフ、みんなにもらえた賞だと思っています。GMOペパボの社長さん、社員のみなさまには手作りの心のこもった授賞式をしていただき、ありがとうございました。
・京・東寺うね乃
・UCHU wagashi
・CHEESE STAND
・SAVON de SIESTA
・五島がごちそう。浜口水産
このたび、全国45,000ショップの中から授賞式に参加させていただき「地域賞」を昨年に引き続き2年連続で受賞させていただきました!これもひとえに、日頃よりご利用くださっている皆様のご愛顧の賜物です。スタッフ一同心より感謝申し上げます。今後もよりよい商品とサービスをお客様に提供できるよう、決意を新たにスタッフ一同努めて参りたいと思います。これからも浜口水産をどうぞ宜しくお願いいたします。
・セゾンファクトリー
・谷川醸造
この度『カラーミーショップ大賞2018』で”地域賞”を受賞しました!一昨年の”ジャンル賞”に続き、2度目の受賞です。これも社員をはじめ色々な方の支え、そして皆さまのおかげです!本当にありがとうございます。写真中心から、イラスト中心のページに代えたこと、ギフトに絞ったことなどが評価されたようです。今回の授賞式には、イラストレーターのほんだゆきこちゃんと行ってきました◎
このことを糧に、さらに上を目指すべく精進します!

・sinju
・NAOTO JAPANオフィシャルサイト
・中出農園
今年は地域賞に選ばれ、45000/14位でした応援していただいた仲間やお客様に感謝結果については悔しい気持ちも嬉しい気持ちもありますが、今年は台風にやられたので来年に向けて復活して、圧倒的成長できるよう頑張ります!!

・平岡農園
・無茶々園
・旬八青果店
通常出回らない規格外の青果をお届けする旬八独自の商品展開と、産地直送便というオンラインショップならではの運営方法を高く評価していただき、今回このような賞をいただくことができました。旬八オンラインの「産地直送便」は、旬八バイヤーが厳選した商品を、生産地からお客様に直接お届けするというスタイル。全国の産地を巡っている青果のプロが選ぶものだからもちろん味はお墨付き!
"その時期の本当においしいものを、一番おいしい時に食べてほしい"という想いから、生産者さんが最もおいしいタイミングを見極めてお送りします。田舎から旬のおすそ分けが届いたような、そんな楽しみ方をしていただけるのが産地直送便の魅力です♪旬八青果店がお近くにない方にも旬八を楽しんでいただけるような、そんなお店になるようこれからもスタッフ一同精進してまいります!

・山本食品オンラインショップ
全国のネットショップの中から優れたショップを表彰するコンテスト「カラーミーショップ大賞2018」45,000所属のショップの中から39ショップが選ばれ、弊社山本食品はこの度「地域賞」を受賞させていただきました!
今後もこの賞に恥じぬよう、日本を代表す純和風ハーブ「わさび」の味覚を追求し「わさび」発祥の地静岡県において「わさび」を基本とした食品を【栽培・製造・販売】を通じ研究開発し「安全と安心」とおいしさを追いかけ続け、お客さまが笑顔になる商品を作り続けたいと思っております。皆様からいただいた数多くのお力添えにただただ感謝の気持ちでいっぱいです。心より御礼申し上げます。

・有限会社 鵜飼弓具店
・ライズオンラインショップ

・優秀賞
上位10のショップ
・うなぎの寝床 
・かわしま屋 
・書遊Online
・ゼンリン住宅地図オンラインショップ 154%の成長率
・SOU・SOU netshop
・小さいふ。クアトロガッツ 
・千葉ロッテマリーンズ オンラインストア
・のはら農研塾
オンラインショップ最大手カラーミーさんの全国45,000ショップの中から39のショップが選ばれて、その中で優秀賞の10店舗の中に選んでいただきました!オンラインショップという顔の見えない販売の垣根を取り払うために、今年もSNSを通じて、日々の私たちの思いや行動して来たことを皆さまにお伝え出来ていることを実感できた最高の日となりました!
他の店舗様方に比べたら、私たちはまだまだですが、これからも繋がりのあるすべての方々に感謝をしながら、このスタイルはそのままに、美味しくて 皆さまが安心して食べられるものを作っていこうと思います!
いつもご贔屓にしていただいている お客さま、応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました!
これからも、のはら農研塾をよろしくお願いいたします!!

・パンと日用品の店 わざわざ
まずは受賞者の喜びの声をnoteに自ら書き綴りましたのでご覧ください。https://note.mu/wazawazapan/n/n8ff642c1c517
毎年、カラーミーショップ大賞の時期になると、いいねしろ!クリックしろ!とお客様に無理を押し付けてご協力いただき、その節はありがとうございました。いつもいつもご利用してくださるお客様と、会社で働いてくれているスタッフのみんなのお陰に違いありません。感謝、感謝、感謝です。ほんとにほんと、ありがとうございますーーーー!!!

・びっくりカーペット 

受賞者たちはまた次なる夢を

 受賞会場で涙する人もいた。受賞は店にとってのまた新たなスタートでもある。帰りがけ、SOU・SOU netshopの矢寺和成さんと稲垣正幸さんと話をさせてもらったが、彼らは「SOU・SOU傾衣(けいい)」を身を包み、現代の傾き者のための衣装を自ら体現し、そしてこう語ったのだ。「和を追い続けて来たので、夢は越境ECを行い、そこで日本の良さを伝えていくことが夢」と。今回受賞したことを糧に、次なる夢を思い描く、その姿がこれからの明るいECの未来を思わせた。

 地方の店舗の輝きもさることながら、ニッポンの商品はこうも素敵な商品が揃っているのかと痛感させられた。ECはまだ見ぬニッポンの商品の魅力に気づかせる“メディア”でもあり、購入を通して人々の心に感動をもたらす“エンターテイメント”である。まさにECの真骨頂が詰まった「カラーミーショップ」。

 大きくなくても良いじゃない。そこに個性があって、想いがあれば、ファンは生まれ、それが力となる。ただ商品を出せば売れる、小手先で儲けられる時代はもう終わったと言っていい。これからの時代の勝者はまさに、カラーミーショップのような土壌でしっかりと根付くポリシーある店舗であるように思う。

 改めまして、受賞した店舗の皆さん、おめでとうございました。

記者プロフィール

石郷“145”マナブ(編集長)

ECのミカタ 編集長。キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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