LINEに特化した販促・顧客管理ツール『Liny』に、「友だち」の流入経路や消費動向が把握できる「アナリティクス機能」を追加

ECのミカタ編集部

LINE@に特化したMA・CRMツールを開発販売するソーシャルデータバンク株式会社は、2018年8月31日にLINE@の友だち流入先を分析できる機能を同社のツール「セールスマネージャーLiny(リニー)」に搭載したことを公表した。

幅広い業種の顧客管理や販売プロモーションを支援

ソーシャルデータバンク社が提供するセールスマネージャーLinyは、LINE@の機能を拡張し、顧客管理と販促の機能をより便利にするクラウド型のツールだ。導入企業は700社を超え、幅広い業種の顧客管理や販売プロモーション施策等を支援している。

同サービスで今回、行われたアップデートでは、どこでLINEの「友だち」追加がされたのか、その場所がわかる「流入経路分析」機能が追加された。この機能を使うと、LINE上の「友だち」の流入経路を把握した上で、その友達が、どういった商品を買っているのか分析できるという。

LINE上の「つながり」の消費動向を把握

LINE上の「つながり」の消費動向を把握同社資料より

このように、今回Linyに追加された機能によって、LINE上の「友だち」の消費動向が把握でき、最も費用対効果の高い媒体に広告予算を投入できることになる。例えば、「友だち追加」する場所によって配信ステップシナリオを変えられる、「Webサイト・LP・チラシ・DM」など、流入経路に応じたパーソナライズされたアプローチが可能となる。

特にLINE@は、メールに比べると開封率や到達率が高く、ユーザーとのコミュニケーションを図るには打ってつけだ。一方で、メールや他のツールを使った施策と比べて、広告費に対してLINE@経由の成約数などが計測しにくいといった課題があったが、新機能を使うことでそれらのハードルを一気に下げることも可能だ。

パーソナライズされたマーケティング活動に寄与

前述したようにLINE@は、ユーザーの開封率がメールなどより高い反面、マーケティングやプロモーションでの効果測定がとりにくく、費用対効果の面でも課題があった。

今回の新機能追加でその課題解決に向けてさらに価値が高まり、手の平の上のマーケティングツールと言われるスマホの有力なコミュニケーションツールとなっているLINEを介した各種の施策の精度向上に寄与することになるだろう。

こうした施策は、EC市場をはじめとした各事業者の幅広いマーケティング活動において、極めてパーソナライズされた戦略構築と施策の実行を力強く支援していくことになりそうだ。

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