「速販」と楽天ペイ(楽天市場決済)が連携。出店店舗とユーザーへの影響は?
株式会社サイオ(本社:東京都港区/代表:安田 知弘)は、本日2018年10月31日、複数ネットショップ一元管理ソフト「速販」シリーズにおいて、楽天市場の店舗運営システムRMSの新管理画面である楽天ペイ(楽天市場決済)に完全対応。
ユーザーの利便性が高まることはもちろん、出店店舗もより業務の効率化が図れるようになる。
楽天ペイ対応でRMSを最大限に活用
楽天市場の店舗運営システムRMSは、楽天ペイへの切り替えを進めている。
決済手段の充実などユーザーの利便性が高まるだけでなく、出店店舗にとっては入金サイクルの統一や短縮化など、業務を効率化できる利点がある。
サイオではRMSと連係する「速販」において、利用する店舗が簡単に、かつ最大限RMSの機能を活用できるように、楽天ペイへの対応を進めてきていたが、2018年10月末日を以てついに対応が完了した。
「速販」がRMSの楽天ペイに対応するとできること3つ
複数ネットショップ一元管理ソフト「速販」シリーズが楽天ペイに対応する事により可能となることは、大きく分けて以下の3つだ。
1)安定した連係
RMSから提供された通信プロトコル「楽天ペイAPI」を利用して連係しているため、安定して注文情報を取得・登録することができる。
2)注文確認、発送完了報告を自動化
店舗はRMSに対して、注文を確定するため注文確認および発送完了報告が必要となる。
「速販」を利用すると、メール送信とステータス変更、そしてRMSへの注文確認および発送完了報告という一連の動作を自動化することができ、出店店舗の作業の削減につながる。
3)受注取込、ステータス設定の自由度
店舗の運用フローとRMS上の注文の状態(ステータス)に合わせて、RMSから「速販」に受注取込を行うことができる。
「速販C2」で自動受注取込を利用すれば、常に自動的に注文情報を取り込むことも可能に。
各動作の際注文を移動させる「速販」内のステータスを自由に作成し指定することができるので、RMSにログインすることなく注文の状態を把握することもできる。
作業の自動化が広げる楽天市場の可能性
今回のシステム連系で、すでに強固なユーザー数を抱える楽天市場にどのようなメリットをもたらすのだろうか。
作業が効率化できれば、出店店舗は空いた時間でページの改修や商品開発を充実させることができ、より対象となるユーザーが増えていくと考えられる。