Hakobot社の自動配送ロボット初号機が『ホリエモン祭 in 名古屋』にてお披露目

ECのミカタ編集部

ラストワンマイルを埋める自動配送ロボットの開発を行う株式会社Hakobot(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:鶴田 真也、以下「Hakobot」)は、設立当初から開発してきた実証実験用端末初号機の開発が完了したため、11月17日(土)に行われる『ホリエモン祭 in 名古屋』にてお披露目を行うことを公表した。

また、実証実験に備え、今後より一層の開発体制強化を行うため、株式会社三笠製作所(本社:愛知県丹羽郡、代表取締役:石田 繁樹、以下:三笠製作所)と業務提携を行うこともあわせて公表している。

お披露目は名古屋にて実施

Hakobot社が開発してきた物流のラストワンマイルを担うことを目指した自動配送ロボットの初号機のお披露目が行われることとなった。

11月17日(土)に愛知県名古屋市で開催される『ホリエモン祭 in 名古屋』にて、Hakobotのアドバイザーである堀江貴文氏と、今回業務提携を行った三笠製作所の石田代表の対談が行われる。

その対談の冒頭にて、実証実験用端末初号機のお披露目を行うという。Hakobotに参画してる2人による、自動運転車輌の走る未来や、今後の展望などについてなど、実際の端末を眼の前にした対談も実施される予定とのことだ。

実証実験と導入を来年2019年より行う

実証実験と導入を来年2019年より行う

ロボットの制御盤の開発・設計・製造を行う三笠製作所は、電子制御を中心としたエンジニアリングメーカーであり、愛知県から世界各国での事業展開を行うグローバルカンパニーだ。

近年では、ドバイ警察と世界初の移動式交番を共同開発し、実用化に向けた実証実験と導入を来年2019年より行う計画とのことだ。このような世界最先端の自動運転ノウハウと技術力を、今後のHakobotの端末開発に活かしていくと共に、販売へ向けた公道での本格的な実証実験に備え、技術的な体制強化と開発人材育成を行っていくため、資本関係を視野にいれた業務提携を行うことにしたのだ。

今後の実用化に期待

活況を呈するEC市場を物流のラストワンマイルを担う宅配業界。その現場では、増加する物流量や再配達率の高止まりなど、多くの課題を抱えている。その課題に対し、宅配業界をもちろん官民あげたさまざまな対策を打ち出しているところだ。

今回、お披露目が公表された自動配送ロボットの初号機も、まさにそうした物流のラストワンマイルが抱える課題を解決しえるソリューションとして大いに注目されるところだ。

近年、目覚ましい発達をとげているAIを搭載したロボットは多くの視線を集めているところだが、Hakobot社の初号機が、自動化された宅配プラットフォーム中で配送ロボットとして、今後どのように存在感を発揮していくのか、今から楽しみである。

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