フォロワー数にかかわらず無料で登録できるインフルエンサーマッチングサービスがスタート
LICOR Inc.(リコルカブシキガイシャ、本社:東京都新宿区、代表取締役:袴田瑶歩、乙崎健太)は、2018年12月27(木)にインフルエンサーと企業をつなぐマッチングサービスをローンチすることを公表した。
エンターテイメント企業によるインフルエンサーのためのサービス
「Linfluencer(ラインフルエンサー)」とは、これからインフルエンサーを目指す人や、芸能の仕事を受けてみたい人、すでにインフルエンサーとして活動している人の為のためのマッチングサービスだという。
リコル社によればLinfluencerは、「芸能の仕事をしたいけどどうすれば良いかわからない」「一度は体験してみたい」「フリーで仕事が入ってこない」「もっとお仕事をこなしたい」「オーディションをもっと受けたい」といったニーズをもつ人々に訴求する、エンターテイメント企業によるインフルエンサーのためのサービスだとしている。
登録無料でフォロワー数は問わない
このようにLinfluencerは、SNSのフォロワー数や知名度に関わらず誰でもエキストラやWebモデルのお仕事をLINE上で受けることができるマッチングサービスとなっている。Linfluencerへの登録は専用サイトまたはアプリから行い、新宿駅徒歩圏のオフィスでヒアリングしながら一人一人に合った参加方法や仕事を紹介するという。
同社によれば、登録や仕事を受けるにあたって必要な費用は一切かからず、それぞれの仕事によってギャランティーが支払われるとしている。また登録にあたりSNSのフォロワー数は一切関係が無く、これから知名度を上げていきたい人や、既に多くのフォロワーを持っている人でも登録できると説明している。
活用が進むインフルエンサーの力
EC市場にとどまらずプロモーションやマーケティング施策において、インフルエンサーの存在感は日々増している。ライブコマースなどでは、著名なインフルエンサーがアイテムを紹介することによってファンがこぞって購入するなど、インフルエンサーとファンの間のロイヤリティと拡散力を活用することで一気に売り上げにつなげることも可能だ。
こうした動向を背景にインフルエンサーを対象としたマネジメントやプロモーションを行う企業も多く出てきている。一方で、そうした企業も玉石混交とも言える状況にあるのも否定しがたい事実であり、いかにして登録する側からも信頼感を得るかが市場全体として大きな課題ともなるだろう。