【楽天×お花見】桜の季節のトレンドをキーワードから予測

ECのミカタ編集部

楽天株式会社は、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」における検索・購買データより、この春のお花見トレンドを象徴するキーワードを公表した。

桜の季節は「お花見」検索が急上昇

楽天では、今回の公表に際して次のように述べている。日本では、古来より季節の花を楽しむことが習慣とされてきた。とりわけ春は、梅に始まり桃、桜とその開花状況が新聞やテレビのニュースとなるまでに、「お花見」に関心が集まる。

「楽天市場」内では、ここ数年、桜のお花見の関連商品(注1)の取り扱いが増え、2月時点で検索数も、昨年同期比で約1.2倍(注2)となっているという。

それを踏まえた上で「楽天市場」での検索と購買データを基に選出した、2019年のお花見トレンドを象徴するキーワードは次の通りとなっている。

(注1)商品名に「桜」「花見」が入っているワードを抽出
(注2)2019年1月1日~2月19日の「楽天市場」における検索数の前年同期比

「2019お花見トレンド」をキーワードから予測

◆【キーワード1: お花見の「サステナブル」化】

脱プラスチック、使い捨て容器ではなく何回も使えるお皿、空き容器を出さない水筒など、環境に優しいグッズを活用した、サステナブルなお花見が今後ますます推奨されていくと予測している。

◆【キーワード2:続続(ぞくぞく)インドア花見】

お花見の三大悩み、「混雑」「花粉」「寒さ」を回避する、「イエナカ」でのパーティースタイルのお花見「インドア花見(室内花見)」がますます充実していくと予測。

街中でも、桜のプロジェクションマッピングでお花見を楽しむことができるスポットが登場するなど、天候条件や桜の開花状況を気にすることなく楽しめるようになっており、「楽天市場」においては、室内でお花見を楽しむためのグッズの売り上げが伸びているそうだ。

昨今のSNS映えを意識した写真作りや動画作りの人気の高まりを受け、室内でもテーブルコーディネートや装飾にこだわり、お花見とともに写真の撮影・投稿を楽しむためのアイテムが続々と登場しており、この時期は盆栽ランキングも桜盆栽一色になっている。

◆【キーワード3: 「ロゼワイン」】

花見今年2月1日より発効した日本と欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)によってワインの関税が撤廃されたことを受け、ワインの価格が低下し、日本のユーザーにとってワインがより親しみやすい飲み物となることが予測される。

桜色をしたロゼワインの売り上げは2月19日時点で前年同期比の1.8倍に伸びており、今後ますます伸びていくと予想される。また、お花見気分を盛り上げに一役買うワインをおいしくするディキャンティング、ワインを容易に開栓できる便利なワインオープナーなどの関連商品も合わせて注目されている。

楽天らしい2019年の「お花見」トレンド

日本人の心をとらえて離さない桜。その一瞬のきらめきに想いを馳せる人も多いだろう。2019年の楽天のお花見トレンドは、室内でのお花見や、EUとのEPA締結といった世相を反映したキーワードがすでに検索上位に上がってきているようだ。各EC事業者にとっても、年中行事において、こうしたつぶさなトレンド動向の変化をキャッチアップすることは肝要となってくるだろう。

 


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