ZOZOARIGATO、各ショップの意向を踏まえ価格表示機能を追加

株式会社ZOZOは、有料会員制の「ZOZOARIGATO メンバーシップ」の未加入者向けに訴求するZOZOTOWN内での価格表示について、出店企業ごとにサイト内の商品詳細ページに記載されている価格の表示パターンを選択できる機能を追加した。

今回の機能追加によって店舗は「ZOZOARIGATOメンバーシップ」のメンバー特典として適用される割引価格の表示について、A・B・Cの3パターンから選択が可能となった。

これまで通り、割引後のメンバー特典価格が表示されるパターンA、各ショップが設定した価格とZOZOARIGATO案内へのリンクが表示されるパターンB 、各ショップが設定した価格のみが表示されるパターンCの3種類を用意している。

また、今回の機能追加は未加入者に対しての、ZOZOTOWN内での商品価格表示に関わるものであるとし、既に「ZOZOARIGATOメンバーシップ」の加入者様への、サービス内容に関する変更は一切ないという。

ZOZO離れについても言及

さらに「ZOZO離れ」に関しても、以下のように説明している。

「また、一部メディアによって報じられております「ZOZO離れ」につきましては、本年2月24日（日）時点での取り扱い商品数が前年同日対比で14.6%増加しており、ZOZOTOWN全体に与える影響は限定的であると考えております。また、ZOZOARIGATOサービス開始以降に、一部、出店ショップの退店や商品販売の中断などもございましたが、本日より開始いたしましたメンバー特典価格の表示パターン選択機能の追加や、「ZOZOARIGATOメンバーシップ」サービス開始の背景や狙いなどのご説明をさせていただくことを通して、引き続き、多くの出店企業様にご理解をいただけるよう努めてまいります。」

ZOZOらしいサービスであるがゆえに、賛否両論となってしまうケースは確かに多い。言い換えれば様々な工夫を凝らし、変化していこうとしているようにも見える。

しかし、今回のZOZOARIGATOでは確かに様々な課題が顕在化したことに対し、言い訳はできないだろう。それはZOZOも十分にわかっているはずだ。今回得た経験を糧にして、今後もZOZOらしさを忘れず、社会に驚きを与え続けて欲しい。