サブスクを選べて使えるアプリ『always』がサービスイン
イジゲン株式会社(本社:大分県大分市、代表取締役:鶴岡英明、以下「イジゲン」)は、様々な店舗の定額サービスを購入・管理ができるショッピングモール型のアプリ『always(オールウェイズ)』をリリースした。
さまざまなサブスクサービスをひとつのアプリで
「always(オールウェイズ)」は、様々な店舗のサブスクリプション(定額制)サービスの購入・管理ができるショッピングモール型のアプリだ。alwaysアプリに登録することで、各種の店舗の定額制サービスを閲覧・購入することができる。
利用者は毎月定額のサービス料を支払い、店舗に行った際に定額パスを提示するだけでサービスを受けることが可能となる。また利用者は登録時に住んでいる都道府県を登録できるようになっており、そのデータをもとに利用者の生活圏内にある店舗を自動でピックアップし表示する機能も実装している。
登録店舗の集客でも威力を発揮
alwaysでサービス提供する店舗側は、飲食店・美容院・エステ・レジャー施設など多岐にわたり、それらをアプリ内ですべて閲覧することが可能だ。九州エリアのサービス提供をする店舗の一例として、alwaysに加盟している九州の店舗は合計100店舗あり、今後順次日本全国の加盟店を増大していくとしている。
また店舗は特別な機材などを置く必要はなく、初期費用0円で定額サービスの提供・販売が可能となる。2018年10月〜12月に大分県にて行った実証実験では、契約数・解約数・チャーンレート・流通総額・購入単価、全ての結果において目標を大きく上回る結果となったそうだ。
なお「always」では、月々にかかるサービス利用料を3プラン用意しており、2019年4月末までに「always」に新規登録した店舗は、PLUSプラン(2,980/月)が1年間無料となる。
お店とユーザーのつながりをさらに広げていく
イジゲン社では、always誕生の背景と解決したい課題について次のように述べている。昨今、消費者の消費活動は、モノやサービスを購入・所有するというライフスタイルから利用するという変化が起きている。
実際に様々な種類のサブスクリプション型ビジネスがニュースで取り上げられており、今やサブスクリプション型のビジネスは、消費者の生活に身近なサービスとして浸透しつつある。まさにサブスクが日常生活を豊かにする「当たり前」の風景として定着しようとしているとも言える。
一方で定額サービスをインターネット上で販売するには時間もコストもかかることから、資金力やITノウハウのない企業は参入には一定のハードルがあるのも事実だ。同社では、まさにその課題を解決すべくalwaysの提供に至ったのだ。
今後については、alwaysを通じて「世界最大のサブスクリプションエコノミーを創出し、お金のつながりを超えた人と人との新しい関係性を生み出す」ことをミッションとして掲げ、全国の様々なお店とユーザーとのつながりを広げていくべく、サービスの拡大・向上に努めていくとしている。
まさに浸透が進むサブスクだが、それを横断的に選べ、かつサービスをシームレスに受けられるアプリは画期的であり、かつユーザーにとっても大きな利便性をもたらすことになりそうだ。