AmazonがIT導入支援事業者として認定 ソフトウェア購入費用150万円未満が補助金の対象に

ECのミカタ編集部

アマゾンジャパン合同会社(所在地:東京都目黒区)は、「平成30年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業(通称:IT導入補助金2019)」の「IT導入支援事業者」として認定された。

ITツールの情報提供や購入、補助金の申請などをサポート

IT導入補助金は、中小企業および小規模事業者様自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することにより、業務効率化ならびに売上向上を支援する目的で、経済産業省の監督のもと、一般社団法人サービスデザイン推進協議会が事務局業務を運用しているものだ。

Amazonでは、5月27日(月)から「IT導入補助金申請サポートプログラム」のウェブサイトを開設し、補助対象者となる中小企業および小規模事業者に対して、ITツールの情報提供や購入、補助金の申請および受領のサポートなどを行う。

アマゾンジャパンを通じたIT導入補助金2019の交付申請について

アマゾンジャパンを通じたIT導入補助金2019の交付申請について

◆【対象事業者】

中小企業様および小規模事業者(個人事業主も含む)。

◆【対象のITツール】

AmazonビジネスおよびAmazon.co.jpで販売されているSaaSなどの数百種類のソフトウェア。

◆【交付申請期間】

2019年5月27日(月)~6月12日(水)まで(一次公募)。

※上記期間中に「IT導入補助金申請サポートプログラム」のウェブサイトから、対象のITツールの新規購入に関する補助金の交付を申請する必要あり。なお補助金の交付申請については別途、補助金申請フォーマットへの入力が必要となる。

※二次公募は2019年7月中旬に開始予定。

◆【交付決定日】

2019年6月26日(水)予定(一次公募) 。

※二次公募は2019年9月上旬の予定。

◆【補助金額】

1社あたり最大150万円未満(税抜き合計購入金額の50%)。

◆【注意事項】

補助金は交付申請後、審査があり、採択を受けた場合のみが交付対象となる。不採択の場合には補助金を受けることができない点、留意が必要。

交付申請した補助金の採択を受けた場合は、交付決定日以降に、対象のITツールを新規購入する流れとなる。

詳細は「IT導入補助金申請サポートプログラム」のウェブサイトを要確認のこと。

ソフトウェア購入費用、最大150万円未満が補助金の対象

ソフトウェア購入費用、最大150万円未満が補助金の対象

このように中小企業および小規模事業者が、法人・個人事業主向けの購買専用サイト 「Amazonビジネス」および個人向けのECサイト「Amazon.co.jp」で販売されているSaaS(クラウド上で提供するオンラインソフトウェア)などの数百種類のソフトウェアを新規購入する場合、最大150万円未満が当該補助金の対象となる。

当該補助金の交付の申請にあたっては、5月27日(月)から6月12日(水)ま での間に、「IT導入補助金申請サポートプログラム」のウェブサイトに連絡する必要がある。

なお「Amazonビジネス」は、2017年9月にオープンした法人・個人事業主のユーザー向けの購買専用サイトで、数億種類の品揃え、一部商品での法人価格の適用に加え、請求書払いや承認ルール設定などの機能を取り揃えている。企業購買における購買活動ならびに経費精算処理の業務軽減という観点から、Amazonビジネスは様々な業種および規模の事業者が利用中だ。

今回、Amazonが経産省所管のIT導入補助金2019のIT導入支援事業者として認定されたことで、同プラットフォーム上で販売されている各種のソフトウェア購入費用について、申請が受理されればその相当分(該当金額)が賄われることになる。EC市場をはじめとして、一層のIT化を進めたい事業者にとっては大きなチャンスともなりそうだ。

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