ABCマートがecbeingと連携して新たなオムニチャネル施策を展開 スマホからのEC利用が増加する中で次世代のサービスを構築へ

ECのミカタ編集部

株式会社エービーシー・マート(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:野口 実、以下ABCマート)と株式会社ecbeing (イーシービーイング 本社東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也、以下「 ecbeing 」)は、オムニチャネルの戦略パートナーとして、EC×店舗の次世代ECによる新たな顧客体験の実現を目指すとしている。

ABCマートのオムニチャネル施策全般で連携へ

ecbeingは、2010年以降ABC-MARTオンラインストア「ABC-MART.net」の構築・強化に携わるとともに、店舗向け直送システム「iChock」、販売スタッフ向け「s NAVI」などの実現に貢献してきた。今後は、ABCマートのオムニチャネル戦略全般に関わる企画、設計、構築、運営においてより広範囲に連携して行く方針だ。

EC×店舗の総合的なサービスの向上を図る

EC×店舗の総合的なサービスの向上を図る

ABCマートとecbeingは、スマートフォン・SNSが浸透する中、場所・時間を問わずパーソナライズされた新たな顧客体験を提供すべく、ネットと実店舗を融合したオムニチャネルサービスの提供をおこない、ABCマートの成長戦略の実現に向けてECを中心としたWEBの活用や、ABCマート全体のビジネスを推進させて行くとしている。

具体的には、「スマートフォンを中心にしたECの利便性向上」、「EC×店舗による在庫有効活用と店舗受取サービスの拡充」、「sNAVIによる接客サービスの向上」を重点ポイントとしてEC×店舗の総合的なサービスの向上を図るとのことだ。

ABCマートの発展においてオムニチャネル戦略は重要

今回のニュースの発信に際して両社のキーパーソンからは次のようなコメントが出されている。

ecbeing 代表取締役社長 林 雅也 氏

「2020年に向け、5Gやキャッシュレスなどの社会基盤が急速に発展し、消費者行動もさらに変化するはずです。ABCマートにおいて、ECと店舗の連動は、iChockをはじめ早期から手がけられて大きな成果を上げられています。今後さらに、EC×店舗で最新テクノロジーを活用することで、パーソナライズされ利便性の高いオムニチャネルを展開し、消費者のライフスタイルに大きな影響をあたえていくものと考えます」

エービーシー・マート 代表取締役社長 野口 実 氏

「昨今の急激なECの成長と実店舗との連携について、ecbeingとは様々な取り組みに挑戦して、また成果を上げてまいりました。今後のABCマートの発展においてオムニチャネル戦略が一層重要になる中で、ecbeingと手を携えて顧客サービスを磨き上げていきたいと思います」

スマホからのEC利用がさらに進む中で、豊かな買い物体験を通した顧客とのロイヤリティ構築という文脈でもオムニチャネルは極めて重要な施策だ。エービーシー・マート とこれまでも信頼関係を構築してきたecbeingは、今回の新たな展開で一層、両者のビジネスを加速させることになるだろう。


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