Yahoo!アプリで事前に配達日がわかる!佐川急便とYahoo!JAPAN連携へ
佐川急便株式会社(本社:京都市南区/代表:本村正秀、以下「佐川急便」)とヤフー株式会社(本社:東京都千代田区/代表:川邊健太郎、以下「Yahoo! JAPAN」)は、2019年9月4日より、「佐川急便 WEBトータルサポートID」と「Yahoo! JAPAN ID」を連携し、「Yahoo! JAPAN」アプリ等から宅配便の届け予定を知らせる機能の本格提供を開始した。
顧客満足度を左右する、再配達問題
近年、ECの発達によって宅配便のニーズは伸び続けている。
「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!」をはじめとする、Yahoo!JAPANの展開するECサービスにおいて、商品の受け取りも「お買い物体験」であり、宅配便の利便性は顧客満足度を大きく左右する指標のひとつと言っても過言ではない。
再配達問題は依然として宅配業者にとっても大きな課題となっており、その改善が求められる一方だ。
Yahoo!JAPANアプリで事前に配達予定を確認。再配達を軽減へ
今回、佐川急便とYahoo!JAPANが連携し、ユーザーは「Yahoo!JAPAN」アプリや「Yahoo!カレンダー」アプリ、「Yahoo!JAPAN」スマートフォン向けウェブページを通じて、宅配便の配達予定の知らせを受け取ることができるようになる。
受け取り日を逃さず確認できる他、配達日の変更を事前に行うことが可能となる。
これによってECサービスのさらなる利用満足度向上や、再配達の削減が期待される。
連携によって可能となる、便利な機能
本機能における主な特徴は以下の通りだ。
1)宅配状況がアプリのプッシュ通知機能を利用して受け取れる。
2)アプリから荷物の詳細を確認できる。
3)カレンダーとの連携で配送予定日の登録が可能。
4)急な予定で不在にするときも、配達予定日の変更がアプリからできる。
これらの機能の利用には、「佐川急便WEBトータルサポートID」と「Yahoo!JAPAN ID」を取得し、初回は連携させる必要がある。
Yahoo!JAPANが提供する各アプリ・サービスと配送業者との連携は、ヤマト運輸株式会社に続いて2社目となる。
これによって、宅配便荷物数の約7割程度がカバーできるようになった。
今後のEC事業の発展には、宅配業者との連携も鍵を握ってくることになりそうだ。