在庫数・出荷情報の『Shopify』への自動反映でEC事業者の負担を軽減 『ネクストエンジン』と『Shopify』の国内注文機能との連携で実現

ECのミカタ編集部

Hamee(ハミィ)株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:樋口敦士、東証一部:証券コード 3134、以下、Hamee)は、クラウド(SaaS)型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」と、Shopify Inc.の日本法人であるShopify Japan株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表:マーク・ワング 以下:Shopify) が運営するECサイト制作プラットフォーム「Shopify」と連携アプリ「Shopify用 自動連携」の機能を強化し、国内注文との連携を可能にしたことを公表した。

EC事業者の処理負担を軽減

今回の連携により、「Shopify」にて発生した国内注文をネクストエンジン内に取り込むことで、受注処理や在庫管理等を他モールと一括して行うことが可能となった。また在庫数・出荷情報のShopifyへの自動反映を実現し、EC事業者の処理の負担を軽減することができるとしている。

◆利用方法】

「Shopify用 自動連携」を利用する場合、ネクストエンジンにログインの上、サービスURLより申し込める。

[サービス名]
Shopify用 自動連携

※ネクストエンジンのユーザーでない場合は、まずネクストエンジンの契約が必要になる。

利用が広がる「Shopify」

利用が広がる「Shopify」

「Shopify」は世界175ヵ国で80万以上のアクティブストアが運営されている世界最大のECサイト制作プラットフォームだ。2017年には日本国内向けにサービスが開始され、2018年には日本国内にてShopifyを利用したストア運営数が2017年比で100%増を記録したことが発表されるなど、日本国内でも影響力が拡大している。

また管理画面等の日本語化や様々な機能を追加できるアプリが2,500種類以上公開されているなど、出店店舗の利便性も拡充しており、今後も日本国内向けに積極的な投資が予想される。

ユーザーの声に応えて連携を実現

ユーザーの声に応えて連携を実現

従来のネクストエンジンアプリ「Shopify用 自動連携」ではShopifyとの国外注文との連携は可能だったが、国内注文との連携は対応できていない状況があり、ネクストエンジン利用者からも対応を希望する声が多数上がっていた。

この流れを受けて、「Shopify用 自動連携」に国内注文との連携機能を追加する改修を行うこととなったのだ。今後もHameeでは「ネクストエンジン」によるEC運営の自動化を目指すべく様々なサービスとの連携強化を推進し、ネットショップを運営する全ての事業者に利用してもらえるプラットフォームを目指すとしている。

拡大を続けるEC市場で存在感を発揮する2つのショップ構築・運営プラットフォーム。その両者の連携によって、さらにEC事業者のビジネスを加速させることになりそうだ。


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