JR西日本とアリババグループが業務提携。西日本の魅力を伝えインバウンド消費拡大へ
西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市/代表:来島達夫、以下「JR西日本」)と世界最大の小売事業を運営しているアリババグループが業務提携した。中国からの訪日観光客の拡大を通じて、西日本エリアの認知度向上と誘客拡大を図る。
提携によってアリババグループ傘下のサービス活用へ
今回の提携によって、中国からの訪日観光客は、アリババグループ傘下の各サービスを活用して西日本の魅力を知ることができる。
旅行前には中国トップクラスの旅行サービスプラットフォーム「フリギー(Fliggy)」で西日本の観光地や食、温泉、体験など旬の情報を知ることで、旅行の目的地を決めることができる。
また、世界最大規模のモバイル決済サービス「アリペイ(Alipay)」が西日本の観光地に導入され、観光情報を発信していくことにより、訪日観光客の旅行をスムーズにサポートし、消費拡大を促進する。
JR西日本も、アリババ傘下の各サービスの会員限定の特典を提供するなど、訪日観光客の誘致に貢献する。
観光資源が豊富!西日本の魅力を世界に
西日本エリアには、世界遺産に代表される景観、食、体験など、数多くの観光資源がある。
しかし、東京や大阪に比べて十分に認知されているとはいい難い状況だ。
今回の提携によって、西日本エリアにおける中国からの訪日観光客への認知拡大、インバウンド消費拡大を目指し、旅マエ・旅ナカ・旅アトにおける一貫した施策を通じ、1人でも多くの中国人に西日本の魅力を伝えていく。
JR西日本のネットワークを活用してインバウンド消費を拡大
JR西日本は、西日本エリアで非常に大きなネットワークを持つ。
アリババの持つ越境EC、決済、旅行などの様々なシステムを活用して西日本の観光資源を発掘し、そのネットワークを活用してサービスの認知度を向上させることは、日本のインバウンド消費を押し上げることはもちろん、アリババにとっても大きなメリットとなる。
アリババ株式会社の香山氏は、地方自治体とも連携しながら、利便性につながる旅行商品の提供を通じ、西日本エリアのインバウンド消費額の拡大や地域経済の活性化に貢献してまいりますとコメントしています。