スーツD2Cの「FABRIC TOKYO」がサブスクサービス『FABRIC TOKYO 100(Hundred)』をスタート まずはサポートメニューから提供開始

ECのミカタ編集部

Fit Your Lifeをブランドコンセプトに掲げる、オーダースーツECサービス『FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)』 (代表取締役:森 雄一郎) は、ビジネスウェアの日常課題を解決する・月額型の新しいサブスクリプションサービス「FABRIC TOKYO 100(Hundred)」の提供を開始した。

リアル店舗とECを融合

FABRIC TOKYOは、オーダーメイドのビジネスウェアを提供するD2Cブランドだ。20〜30代の忙しく働くビジネスパーソンを中心に支持されており、2019年9月末現在、関東・関西・名古屋にて計16店舗を展開。

「採寸とコミュニケーション」に特化した店舗では顧客に素材や生地を選んでもらい、無料で採寸を行なっている。採寸された体のデータはクラウド上に保存され、その後はECでも気軽に購入できるサービスとなっている。

新サービス「FABRIC TOKYO 100」

新サービス「FABRIC TOKYO 100」

その同ブランドが新サービスとなる「FABRIC TOKYO 100」の提供を開始した。まず第一弾として保証・交換・補修といった「サポート領域」での価値提供からスタートしている。

今まで提供していた『なんでもサポート』を改め「直し・作り直し」のサポートをはじめとする月額制のサポートサービスが追加された。なお無料版のサポートも存続する。

◆FABRIC TOKYO 100 概要

[サービス名]
FABRIC TOKYO 100(ファブリック トウキョウ ハンドレッド)

[サービス開始日]
2019年9月26日(木)

[利用料金]
月額398円(税込)

◆サービスの特徴

(1) 体型の変化による、サイズ直し保証

スーツ購入後、体重の増減や体型変動により、「購入したスーツが着られなくなってしまった」というユーザーのために、作り直しにはならない範囲で、何度でも直しができるサポートサービスを提供。

※無料版サポートには同保証は付帯しない

(2) スラックス破損時の保証

スーツ購入後、「先にスラックスがダメになる」(すれたり、破れたりして、上下で着られなくなる)場合に、補修用のスラックスの生地を最大2年間、FABRIC TOKYOが用意する。またスラックスが破れてダメになった場合でも、生地代0円、仕立て費用のみで同じスラックスを作る。

※無料版サポートには本保証は付帯しない

(3) オーダー品のサイズフィット保証

商品の届けから「100日以内」であれば、無料で「直し・作り直し」のサポートを受けられる。

※無料版サポートの場合「50日以内」

今後はサポート分野以外にもサービス拡充か

今後はサポート分野以外にもサービス拡充か

FABRIC TOKYOは企業ビジョンとして「誰もが自分らしいライフスタイルを自由にデザインできるオープンな会をつくる」を掲げている。このビジョン達成のため、「誰もが」つまり「100%全てのお客さま」に使ってもらえる価値のあるサービスを意味する名前にしたいと考え、100(Hundred)としたという。

今回、リリースするのはサポート領域でのサービスとなるが、今後についてはサービス内容を拡充し「100以上のライフスタイル課題を解決し、100%全てのお客さまに100%の満足をいただけるようなサービス」へ育てていきたいと考えているそうだ。

EC市場の中でも、ますます注目されるD2Cモデル。オーダースーツ分野で確かな存在感を発揮しつつあるFABRIC TOKYOが新たに送り出したのは、月額性のサポートサービスだ。こうした手厚いサポートメニューは顧客との信頼関係をより高める上で大きな威力を発揮し、さらに同社のビジネスを加速させることになりそうだ。


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