チャットボット作成ツール『BotEditor』を無料公開

ECのミカタ編集部

ビジネスチャットサービス「ChatCenter Ai」、スモールビジネス向けHRチャットボットサービス「Truffle AI」を提供しているAppSocially株式会社(本社:東京都渋谷区、CEO:高橋雄介、以下「AppSocially」)は、個人・組織に問わず、あらゆるジャンルで使用可能なチャットボット作成・公開ツールBotEditorを無料で公開することを公表した。

手軽に階層型チャットボットの作成ができる

同社はBotEditorについて、Webブラウザ上でマウス操作とテキスト入力操作だけで誰もがチャットボットを作成できる環境を構築したとしている。また予めチャットボットの表示条件を設定することによって、ユーザーが入力した内容に応じて動的な回答を表示するチャットボットをプログラム記述することなく作成可能だ。作成したチャットボットは、URLによる配信、Webサイトへの埋め込みによる実行ができる。

またBotEditorは、シナリオに沿ってユーザーが選択肢を回答していく階層型チャットボットの作成に特化している。階層型チャットボットを手軽かつ素早く作成・公開することを目指して開発されており、マニュアルなしでWeb画面でのチャットボット作成が可能だ。

さらに階層型チャットボット作成にグラフ構造によるユーザーインターフェースを提供。グラフ構造なのでマウス操作と文字入力を繰り返すことによって、直感的にチャットボットの作成が可能となる。

加えてチャットボットをグラフ構造によって可視化することによりシナリオ全体を俯瞰で見ることが可能となり、作成者がシナリオの流れを容易に確認することができ、シナリオの追加や修正も簡単に行うことが可能となっている。

今後一般公開予定の機能

◆チャットシナリオを様々な形式にエクスポート

AppSociallyは、ビジネスチャットサービスであるChatCenter Aiを企業様に提供している。BotEditorで作成したチャットボットシナリオは、ChatCenter Ai独自のチャットボット形式へエクスポートすることが可能であり、ChatCenter Ai上で動作させることができる。ChatCenter Aiで動作させることで、チャットボットとオペレーター対応のハイブリッドチャットサービスの提供が可能となる。またChatCenter Aiの豊富な機能によって、BotEditorで作成したシンプルなチャットボットをより複雑で高度なチャットボットへと昇華させることできる。

◆ボットテンプレートからボット作成

BotEditorでは、今後チャットボットシナリオのマーケットプレイスを提供する予定だ。マーケットプレイスでは、AppSociallyオリジナルのチャットボットシナリオを公開し、それをユーザーが自由に自身のチャットボットとして利用、改変できる仕組みとなるという。さらにユーザーが作成したチャットボットシナリオをマーケットプレイスに公開することも可能で、チャットボットシナリオを流通させる仕組みを構築したいとしている。

動的なチャットボットの作成が可能に

AppSociallyでは「ツリー構造をたどっていくことによってチャットを進めていく階層型チャットボット」「会話の意味を理解し、それに対して適切なメッセージを返す会話型チャットボット」というように、チャットボットを大きく2種類に分類しているという。

BotEditorは階層型チャットボットの作成にフォーカスし、階層型チャットボットをより多くの人に情報提供ツールや問題解決ツールとして使えることを目指して開発された。

チャットボットの利用者から入力された情報を変数に保存する機能を有しており、変数の値に応じてチャット画面で表示する内容を変化させることができる。これによって、シンプルな静的なチャットボット作成に加え、利用者の行動に応じた動的なチャットボットの作成が可能となるのだ。

また同社は「カスタムチャットボット作成支援(コンサルティング)」として、専門のチャットボットシナリオライターが顧客事業体のビジネスに最適なチャットボットを有料で提案するサービスも提供している。

カスタマーサポートやWeb接客の場で浸透するチャットボット。人的リソースの削減を図りつつ、ユーザビリティを担保した顧客対応が可能となることから、メリットも大きいが、一方でその導入には一定のハードルがあることも事実だ。今回、同社ではその作成ツールを無料で公開するという思い切った施策に出た。同社サービス導入を促すことにつながると共にチャットボットを取り入れたい事業体にとっては朗報ともなりそうだ。


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