アパレルECのサイズ問題に挑む『unisize』にスマホで簡単に採寸できる「AI写真採寸機能」を新搭載
株式会社メイキップ(東京都新宿区、代表取締役:柄本 真吾、以下「メイキップ」)は手持ちのスマートフォンで正面・側面の全身写真を撮影するだけで体型を採寸するAI写真採寸機能を2019年10月23日(水)にリリースした。この機能により詳細な身体サイズを把握できるようになり、ユーザー個々の体型特徴に合わせたサイズレコメンドが可能になる。
サイズレコメンドエンジン「unisize」
unisizeはネットで洋服を買うときに、より身体に合ったサイズを推奨するレコメンドエンジンだ。ユーザーのお気に入りブランドのサイズや身体情報など、最短1分の簡単なアンケートに答えるだけで、メジャーで測ることなく自分に合ったおすすめのサイズを確認することができる(※特許取得)。また過去に買った洋服と比較する購入履歴比較機能なども併設し、ユーザーの持つ情報に合わせてサイズを確認することができる。
「AI写真採寸機能」の概要
今回提供が開始されunisizeの新機能は、機械学習アルゴリズムを用い、スマートフォンで撮影した正面と側面の全身写真から、腕の長さや肩幅などの体型を採寸する。
洋服を着たままでも身体の輪郭を把握できるため、普段の服装のまま正確な採寸が可能だ(ダウンジャケット等の厚手のアウターやスカートなど身体の輪郭検知が不可な洋服を除く)。また手持ちのスマートフォン端末があれば手軽に採寸を行うことができるため、従来のような専門知識やメジャーを用いて採寸するような手間をかけずとも誰でも利用可能だ。
同機能はunisizeを導入しているECサイト全てで利用が可能で、採寸された体型情報をもとに、ユーザー個々の体型に合わせ身体のシルエットを描画し、ECサイトで購入を検討中の洋服の着用イメージを確認することができる。
unisize今後の展望
unisizeはEC利用者がオンラインストアで買物する際の、サイズに関する不安や悩みを手間なく解決したいという思いのもと開発された。今回の機能リリースにより、利便性を向上させると共に、今まで未対応であったフォーマルカテゴリー等にも提供範囲を広げて行くとしている。
さらに今後もユーザーのサイズに対するニーズを満たすべく、世の中にある膨大なサイズデータの集積地となり、誰でもサイズデータを用いて便利に物が買える環境作りを目指してサービス開発を続けて行く方針だ。
活気のあるアパレルECだが、ネットを通して購入するというスキームの宿命からサイズをいかにフィッティングさせるかは常に課題となってきた。そこに挑むunisizeが新たに機能を追加したことにより、ユーザーの利便性や導入企業の訴求力を向上し、それらを通してソリューションとしての価値を高めることになりそうだ。