イオン株式会社（本社：千葉県千葉市/代表：岡田元也、以下「イオン」）は、英国ネットスーパー企業Ocado Group plc（本社：ロンドン/ＣＥＯ：ティム・スタイナー、以下「Ocado」）の子会社であるOcado Solutions（本社：ロンドン、ＣＥＯ：ルーク・ジェンセン）と日本国内における独占パートナーシップ契約を11月29日（金）に締結した。

新会社設立で「いつでも、どこでも、何でも」のニーズにとことん応える

本提携により、イオンはデジタル、AI及びロボティクス機能の強化に向け、2020年3月までに新会社を設立。
顧客により快適なオンラインでの買物体験を提供する。

高度に効率化されたオペレーションと自社物流を構築し、優れたアプリのインターフェースを介して、顧客の「いつでも、どこでも、何でも」というニーズに応える。

さらに今後は、これらの技術で既存ネットスーパー事業、店舗ピックアップ、クリック＆コレクト等にも活用できることが期待されている。

オンラインネットスーパー運営の第一人者「Ocado」

Ocadoは2000年に設立されたネットスーパーを運営する企業だ。
店舗を持たず、オンラインで食料品などの注文を受け、顧客に届けるサービスを提供している。

AIとロボットを駆使した最先端の顧客フルフィルメント・センター（中央集約型倉庫/以下「CFC」）と精緻な宅配システムを独自に確立し、英国ネットスーパー業界で最も早い成長スピードを誇っている。

そのノウハウや技術を他社に提供する ビジネスモデルを構築し、世界中の小売業者にOcado Smart Platform（以下「OSP」）と呼ばれるエンド ツーエンドのオンライン食料品・日用品販売のソリューションを提供している。

「次世代ネットスーパー」の運営で6,000億円の売上を目指す

イオンは、Ocadoとの提携によって世界最先端の知見を得て「次世代ネットスーパー」を立ち上げ、運営することにより、2030年までに6,000億円の売上を目指す。

今後も国内外を問わず先進的な技術を持つさまざまな協業先との提携を視野に入れ、グローバル水準の経営インフラを蓄積し、デジタル社会に対応したサービスを提供するための投資を継続する所存だ。

また、店舗オペレーションや物流においても、デジタルテクノロジーを活用し、最適化を推進。
デジタルとリアル双方の強みを発揮することで、顧客満足の最大化を図っていく。