花のサブスク「Bloomee LIFE」が新たに、お供え花の定期便『ハナイノリ』を開始 新聞販売店との提携を通して全国の生花を家庭にお届け

ECのミカタ編集部

花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE(ブルーミーライフ)」を運営する株式会社Crunch Style(本社:東京都品川区、代表取締役:武井亮太)は、新聞販売店との業務提携開始に伴い、お供えの花に特化した定期便サービス「ハナイノリ」の事前登録を開始した。なお同社によれば同サービスは「日本初」であるとしている。

選べる3つのプラン

Crunch Style社は、各地方新聞販売店との間で両社のさらなる企業価値向上を企図して、お供えの花に特化した定期便サービス「ハナイノリ」の販売・配達に関するアライアンスを開始した。

今回の業務提携では、Crunch Styleの新サービスとなる、お供えの花の定期便サービス「ハナイノリ」を、新聞配達店の既存配達ルートにて、同社定期便に関心のある顧客に営業・配達をすることを目的としているという。なお同サービスでは場所や使い方に合わせて800円(税・送料別)から選べる3つのプランが用意される。

全国の生花店から毎回、違う花が届く

全国の生花店から毎回、違う花が届く

同社がまとめている、お供えの花に特化した新定期便サービス「ハナイノリ」の特徴は次の通りだ。

◆サービスの特徴
・定期的に届くので新鮮な花をお供えできる
・花はユーザーの自宅まで届けられ忙しくても安心して受け取れる
・全国の生花店から毎回バリエーションが違う花が届く

また今回の新聞販売店だけでなく同社では広くアライアンスパートナーを募集しているとのことだ。同社ではアライアンスパートナーのメリットとして「顧客満足度の向上」「収益拡大」「 自社製品の差別化・拡販につながる」などを挙げている。

サービスの価値をさらに高める

提携の背景について同社では次のように述べている。

「Crunch Styleが展開しているお花の定期便サービス『Bloomee LIFE』は、リリース3年でユーザー数2万人以上を誇る日本初・最大級の花のサブスクリプションサービスです。全国の生花店と顧客を繋げるサービスを展開している当社が、新サービス『ハナイノリ』を考案するにあたり、より地域に密着した配送を実現・展開したく、アライアンスパートナー第一弾として、地方新聞販売店と業務提携を実施することになりました。

インターネットの普及により、新聞の購読者数は年々減少、各地域で生き残り競争を強いられている新聞配達店が、数多く存在しているのが現状です。今回の提携により、配達店の収益源の拡大や差別化が可能になります。地場を熟知し、地域の生花店から顧客ルートを網羅している新聞販売店だからこそ生花を即納することが、顧客の安心感と信頼に繋がり、サービスの価値を更に高めると確信しています」

日本人の伝統文化に根差しているお供えやお墓参り。特に都市部では少子高齢化や「お寺離れ」の影響でその伝統文化にも陰りが見えているとの指摘もある。また紙媒体であるところの新聞各社もネットの影響もあって、その販売部数は減少の一途をたどっている。そうした時代の変化の中で、その先端を行くECと注目を集めるサブスクモデルが新たな活路を提供して存在感を確かなものにできるか大いに注目と言えそうだ。


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