スマホのホーム画面をスクショするだけでAmazonギフト券300円分 新アプリ『スクショマネー』の配信開始
株式会社Apassionate(本社:東京都港区、代表取締役社長:安田吉範)は、「スマホのホーム画面の撮影だけでお金がもらえるアプリ『スクショマネー』」をリリースした。
まずはiOS版のみの展開
WEBマーケティング/プロモーション事業やインターネットサービスの開発・運営等を行うApassionate社は、2020年1月8日(水)に「スマホのホーム画面の撮影だけでお金がもらえるアプリ『スクショマネー』」をリリースした。
◆サービス概要
・名称:スクショマネー
・販売料金:無料
・対応OS:iOS
・配信開始日:2020年1月8日(水)
集められたスクショ画像をもとに各企業に情報を提供
同社によれば「スクショマネー」はスマートフォンのホーム画面を撮影し、アプリにアップロードするだけで、その場で300円分のAmazonギフト券コードがもらえるアプリだという 。
また同社はモバイルアプリ市場においても、ゲーム、ニュース、SNS、エンターテインメント、ショッピング、ビジネスのアプリなど、ダウンロード数は年々増加しているとした上で、アプリやサービスが、スマートフォンのホーム画面に、どのように配置されているかという情報は、スマートフォン向けのサービスの提供社にとって重要な情報だとしている。
さらにApassionateは、スマートフォンのホーム画面を収集・分析し、スマートフォン向けサービスやアプリを提供している企業のプロモーションやマーケティングを支援するとしており、集められた情報を提供するものとみられる。
「300円」の価値をどう見るか
こうしたユーザーが手近にある情報をネット上で送信してマネタイズするスキームは、レシートの情報を送るアプリなどがある。レシートを送るタイプのアプリは1件あたり10円前後のものが多く、今回の新サービスではスマートフォンのホーム画面のスクリーンショットを送るだけで300円相当のAmazonギフト券コードと引き換えになり、破格の交換比率だと言える。
そもそもスマートフォンのホーム画面は個人情報そのものであり、それを送付することが一般のユーザーにどれほど受け入れられるのかという点や、個人のスマートフォンのホーム画面(スクショ画像)に300円の市場価値があるのかといった点なども気になるところだ(ユーザーとしても個人が保有するスマホはせいぜい1台~数台でそんなに多くの画像を送れるものでもないだろう)。
いずれにしろ、今回のニュースが各方面で拡散されれば、少ない予算で同社の広報ができる点は、意図するかしないかによらず達成されることになるのかも知れない。