インスタでの売上を3倍に カタリベ社がインスタマーケ専門家の木村麗氏へのインタビューを公開

ECのミカタ編集部

株式会社f.f.bの木村 麗氏

株式会社カタリベ(本社:東京都新宿区、代表取締役:永瀬 義将、以下 カタリベ)は、株式会社f.f.bの木村 麗氏にインタビューを行い、企業が広告宣伝やPRでインスタグラムを活用する際のノウハウについてポイントをまとめた上で公表した。

企業のインスタ活用のポイントを抽出

カタリベ社は、数々の著名アパレルブランドのインスタグラムマーケティング指導にあたるf.f.b社の木村 麗氏にインタビューを行い、企業が広告宣伝やPRでインスタグラムを活用する際のノウハウについてポイントをまとめて公表しした。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

最新インスタグラムマーケティングのポイント

最新インスタグラムマーケティングのポイント

株式会社f.f.b 木村 麗氏

◆個人の主観やこだわりはNG、写真でいかに「ブランドの持ち味」を出すかがカギ

「インスタグラムは写真を通じてブランドイメージを表現する場。単におしゃれなスタッフが登場したり、プロに撮影したりしてもらえば良いかというと違う。個人の偏ったこだわり等でブランドの世界観と距離が出来てしまうのは逆効果だ。これまで築かれた世界観から離れずにイメージを提示することが重要」

◆インスタ世代を動かすのは「リアル」。自分ごと化しやすいコンテンツを

「インスタグラムを利用する世代は、今日お昼に行くカフェでさえインスタグラムで探す。そこにはテレビや雑誌を通じたマスマーケティングにはない、身近で『リアル』な世界が広がっているからだ。インスタグラムで発信される情報は『リアリティがあり、宣伝臭がしない、自分ごと化しやすい』コンテンツが好まれる傾向を見逃してはならない」

◆水~金曜日の20~21時がゴールデンタイム。ストーリーやライブ配信を大いに活用して売上げを伸ばす

「通常の投稿が9枚の写真でブランドの世界観を写真で表現する場だとしたら、ストーリーはタイムリーかつ気軽に発信する場だ。ストーリーは新規流入も期待できるので、更新頻度は多ければ多いほど良い。また週の後半(水~金曜日)の20~21時は視聴ユーザーが多いので、このタイミングでライブ配信を行うようにすることもおすすめだ」

※上記は木村氏へのインタビューをもとに、カタリベ社がポイントを抽出し再編集したもの。

マーケ・プロモで重要度が増すInstagram

ビジュアルが前面に出る形で特に若い世代の女性層に人気のあるSNS、Instagram。そこではECにおいても魅力的なマーケティング・プロモーションのフィールドともなっている。一方でテキストでの説明に制限がある分、いかにビジュアルで消費者に訴求するかが重要となるのは言うまでもない。

企業がInstagramを活用する場合、これも当然にして企業価値やブランド価値を高めつつ、より自然な形での訴求がポイントとなる。今回の同社によるインタビューではそうした企業がInstagramを活用する上での最新の動向について有益な示唆が散りばめられており、大いに参考にできるのではないだろうか。


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