ベトナムでのEC・テレビショッピング・コンビニを通して日本商品の展開を加速へ ピアラ社とソンキムグループが業務提携を実施

ECのミカタ編集部

株式会社ピアラ(本社:東京都渋谷区、代表:飛鳥貴雄)は、ベトナムに拠点を有するソンキムグループの小売運営会社SONKIM RETAIL CORPORATION(本社:ベトナム、代表:WONG CHIU MING)と業務提携を実施した。

日本製品へ視線を注ぐベトナムの消費者

ピアラ社はベトナム政府が公表している内容を引用し、次のように述べている。同国では電子商取引(EC)の売上高は2018年には80億ドルに達し、ベトナム政府は2020年の売上高見通しを130~150億ドルとしており、急激な成長を続けている。

またEC市場では美容健康ブームで日本製品はベトナムでも非常に人気があり、WebやSNSによって日本で売れている商品の情報収集が行われている。その背景としてベトナム経済の高度成長に伴う健康意識の高まりが考えられるとしている。

EC・テレビ放送など幅広いチャネルを持つソンキム

そのベトナムに拠点を持つソンキムグループは「すべてのお客様のより良いライフスタイルのために品質と価値の創造に取り組む」という経営方針の元、リテール、不動産、メディアの3つの主要分野で投資と開発を行っている。

小売事業では、ECサイト、TVショッピング、コンビニ等の販売チャネルを保有する。TVショッピング領域では、ベトナムの主要な放送局を通して、全ての都市に放映。販売チャネルをECからTVショッピングやコンビニと絡めることで消費者へのブランディング効果を醸成し、信頼につなげることができるとしている。

一方のピアラはビューティ&ヘルス及び食品領域に特化したマーティングコミットカンパニーとして、通販企業の成長を促すべく独自のデータ及びテクノロジーとコンサルティングでマーケティング支援をKPI保証型で提供。

すでにアジアでのKPI保証サービスのマーケティング支援は行っており、直近ではアジアに進出支援も行い、海外への越境EC支援や一般貿易でのベトナムへの展開も支援中だ。また2019年7月からは独自の悩み別データベースを活かした、商品企画プロデュースを行うサービス『BEATMAKER(ビートメーカー)』も開始している。

両社はそれらの互いの強みを活かし、日本企業のベトナムでのEC販売及びオフライン販売を支援していくことでシナジー効果を発揮できると判断し、業務提携を行うことにしたのだ。

提携を通してベトナム市場開拓を加速させる

ピアラ社では業務提携と今後について次のように述べている。

「今後は、当社でベトナム進出された企業や既に進出している企業のマーケティング支援の一環として、当社の持つマーケティングとソンキムグループのネットワークを通じてベトナム市場の開拓を加速してまいります。さらにソンキムグループとはベトナム国内で需要の高い日本製のオリジナル商品展開についても当社の『ビートメーカー』において、マーケティングデータからトレンドを分析して商品開発を行い、ソンキムグループのネットワークを通じての販売も検討していく予定です。今回の業務提携において、日本の高品質な商品を海外の消費者へ提供を加速しアジア全域のビューティ&ヘルス及び食品領域においてNo.1マーケティング支援企業を目指します」

アジア全域はEC市場の成長という面において魅力的なエリアだ。中でもベトナムは勤勉な労働力を有し比較的親日の土壌もあり、日本の企業やブランドにとっても有力な市場のひとつだ。そこにおける幅広いチャネルを持つソンキムグループとの今回の提携を通し、ピアラ社の展開もさらに加速することになりそうだ。


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