約900億円規模の台湾コンタクトセンター市場に参入!ベルシステム24台湾支店設立へ

ECのミカタ編集部

株式会社ベルシステム24ホールディングス(本社:東京都中央区/代表:柘植 一郎、以下「ベルシステム24」)は、2020年2月17日(月)に台湾最大手の総合通信会社である中華電信股フン有限公司(以下「中華電信」)の100%子会社である宏華國際股フン有限公司(以下「宏華國際(ホンファ国際)」)と台湾市場におけるコンタクトセンター業務の展開を目的に業務提携契約を締結した。

海外事業展開への一手として、台湾視点を設立

海外事業展開への一手として、台湾視点を設立

今回、業務提携契約をもとに宏華國際の技術及び台湾におけるビジネスへの協力・支援を受け、ベルシステム24の台湾支店を設立する。

ベルシステム24は成長戦略の一つの柱として推進する、アジアを中心とした海外事業展開の一環として、2016年より台湾進出に向けた協議を開始した。

台湾現地への業務移管を想定し、台湾市場に合わせたベルシステム24式CRM設計・構築のため、2017年に福岡県に台湾現地の顧客対応を行う「チャイニーズコンタクトセンター」を設立。

台湾人スタッフの育成・テストマーケティングを行い、2018年には宏華國際と連携し、台湾に日系通販企業のコンタクトセンターを開設し共同で事業を行うなど台湾市場での実績を重ねてきた。

約900億円規模の市場に乗り込むべく、消費者との関係を円滑にする対応を

台湾コンタクトセンター市場は約900億円規模といわれ、企業や団体での内製比率が8割を超えるなど、今後のコンタクトセンターアウトソーシング需要が見込めるエリアとされている。

特に通販市場では、日系通販企業の参入が拡大している一方、専業のコンタクトセンター事業者ではなく販売代理店が顧客対応を担うケースが多く、企業と消費者の良好な関係性を築くCRM構築が課題となっていた。

ノウハウをかけ合わせて、サービスの向上を図る

台湾支店の営業開始は2020年の春を予定している。

今後はこの台湾支店を拠点に、通販企業をはじめとする日系企業や現地企業に対して、宏華國際の中華電信グループとしてのコンタクトセンター・カスタマーサポート・情報通信サービスの知見を最大限活用する。

また、ベルシステム24が長年にわたり培ったコンタクトセンター運営ノウハウと現地ニーズを融合させた台湾におけるコンタクトセンターアウトソーシング市場の開拓・拡大を目指していく。


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