都心に無人野菜販売所が出現 世代型無人販売サービス『LOCKAL(ロッカル)』の実証実験がスタート

ECのミカタ編集部

株式会社ファームフェス(東京営業所:目黒区/代表取締役:小平勘太/以下:ファームフェス)は、この度、都市部と地域をつなぐ次世代型無人販売サービス「LOCKAL(ロッカル)」の実証実験を開始することを公表した。

新たなコミュニケーションスタイルを提供

「LOCKAL(ロッカル)」とは、「LOCKER + LOCAL」の造語で、都市部の空きスペースを活用し、地域(LOCAL)と地域(LOCAL)をつなげ、“食”を通じた新たなコミュニケーションを図るサービスだ。AI・IoTを活用し、ロッカーのようにいつでも受け取り可能にすることで、ポストコロナ時代のキーとなる”適度な距離感”を保ちつつ、地域と地元、地元と地域のコミュニケーションを円滑に図ることを可能にする。同社では新サービスを通じて、販路・流通の拡大、飲食店の収益化、フードロスの軽減などを目指すとしている。

テクノロジーを活用したツール開発などを予定

同社では「ポストコロナ時代の消費者意識」として次のポイントを挙げたうえでサービスの概要について説明している。

◆ポストコロナ時代の消費者意識
① 将来への不安で保守的な消費行動
② 人との接触への不安
③ 在宅での食の重要性の高まり
④ 在宅生活での健康意識の高まり

今回、同社は「LOCKAL(ロッカル)」第一弾の実証実験として、中目黒の飲食店「中目黒ラウンジ(住所:東京都目黒区上目黒3丁目6−18 TYビル)」の店頭を活用し、山梨県北杜市産の有機野菜の無人販売をスタートさせる。今後の展開として販売店舗の拡大・生産者の募集・流通対象を生鮮品に加え加工品等への拡大、ビッグデータや画像認識などのテクノロジーを活用したツールの開発などを予定する。

コロナ時代の地域と都市をつなげる

同社では実証実験の開始に際して次のように述べている。

「新型コロナウイルスは、この先いつ収束するか先が見えない状況にあり、必然的に家で過ごす時間が増えている中、”食”の重要度が増しています。地域と都市部をつなげる活動を続けている私たちファームフェスは、地域の新鮮で美味しい農作物を様々な”食”として都市部に届け、ポストコロナの食卓をより豊かにすることで、少しでも消費者のみなさまの笑顔を増やすことを目指しています」

新型コロナウイルスの感染拡大により、外出自粛やテレワークなど、人々のライフスタイルが大きく様変わりした現在、人との接触に対する不安感や、予想される不況に備えた節約意識の拡大、在宅生活での健康意識の高まりなどによって、「巣ごもり消費」や「ネット行動の活発化」へと消費者の行動や意識が大きく変容した。

飲食店の売上や経営体制にも大きな影響を及ぼすとともに、食材を納入する一次産業従事者も、大きな経済的痛手を被っている。消費者の意識変容を踏まえた新たな需要を開拓することで一次産業の発展・拡大、さらに飲食店の売上支援に寄与することに期待したい。

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