日本郵便は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて実施していた再配達依頼の翌日以降対応および集荷依頼の前日までの予約制の取扱いを終了し、当日受付の再配達および集荷を再開することを公表した。

2ヶ月を経て再開

日本郵便は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて実施していた再配達依頼の翌日以降対応および集荷依頼の前日までの予約制の取扱いを終了し、当日受付の再配達および集荷を再開することを公表した。

同社では2020年4月1日より、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、再配達の依頼への対応を翌日以降とし、あわせて集荷依頼を前日までの予約制に変更いしていた。2ヶ月を経て、同取扱いについて平常化したことになる。

当日受付再配達・当日集荷の再開

[再開日]
6月1日（月）

[対象地域]
全国

これからも新型コロナとの戦いは続く

日本郵便はまた、先に郵便・物流事業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を出し、同社の郵便局を含めた窓口やバックヤード、物流網における感染防止策について提示している。

日本郵便が「郵便・物流事業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を発出
https://ecnomikata.com/ecnews/26135/

国としての緊急事態宣言が終了し、一旦、区切りのついた新型コロナウイルスによる感染拡大との戦いだが、第2波への警戒を含めて当面の間は各方面で防疫措置が求められることになる。しかし、ECのライスとワンマイルも支える同社の荷物の取り扱いにおける予約制が終了したことにより、ウィズコロナ時代でありながらも、物流の面で少しづつ落ち着きを取り戻していく、その兆しともなる一報と言えそうだ。