無印良品が楽天市場に出店 ECを通して新たな「共感」を創出
株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 松﨑曉)は、楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史)が運営する「楽天市場」にて、「無印良品 楽天市場オンラインショップ」を開設した。
まずは200品目から
無印良品を展開する株式会社良品計画は、2020年6月1日(月)よりインターネット・ショッピングモール「楽天市場」にて、「無印良品 楽天市場オンラインショップ」を開設し、衣料品など約200品目の商品の販売をスタートさせた。
「楽天市場」での取り扱い商品は、フレンチリネンの衣料品や、子供用のパジャマ、掃除用品など、暮らしの必需品である日用品を中心に約200品目の商品でスタートし、今後、段階的に品揃えを拡大していくとしている。
ウィズコロナ時代でのネット販売注力
無印良品は、くらしの基本となる品々を無駄な包装や工程を省くことで、求めやすい価格で提供。これまで商品の成り立ちや意味、素材の背景を伝えるため、無印良品店舗と無印良品ネットストアでの展開をメインとして展開してきた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無印良品の店舗も短縮営業を続けている。その無印良品は、今回、国内最大級のインターネット・ショッピングモールである「楽天市場」に出店をスタートすることによって、さらなる利便性の向上を目指すとしている。
あらたな「共感」を創出
同社では、今回の展開に際して次のように述べている。
「無印良品は、本当に必要なものを、適切な品質と価格でより多くのお客様に提供することを通じて、くらしや社会の役に立つ存在でありたいと考えています。今回の『楽天市場』での販売開始により、無印良品に共感してくださる新たな方々との出会いに期待し、たくさんの方の役に立つことを目指します」
無印良品については、すでに株式会社アスクルが運営する通販サイトにおいて、さらに20年5月1月(金)からはAmazon.co.jpでも販売を開始している。これまでリアル店舗での販売にこだわってきた同社だが、ウィズコロナ時代においてオンラインを通してのEC販売に注力していることになる。そうした中、今回の楽天市場への出店を通して、同ブランドへの新たな「共感」が生み出されるとになりそうだ。