BASEのショップ開設数が110万ショップを突破 約2ヶ月でプラス10万ショップを達成

ECのミカタ編集部

BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」のショップ開設数が110万ショップを突破した。

5月の100万ショップ超からプラス10万ショップ

BASE社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」のショップ開設数が、2020年7月に110万ショップを突破した。「BASE」は今年の3月末以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて営業活動や集客を自粛していた実店舗運営者、イベント・催事での物販事業者、観光事業関連、ライブハウスや公演会場の運営者、コンサートやライブでグッズを販売している事業者などを中心にネットショップ開設が急増し、5月にはショップ開設数が100万ショップを超えたという。

インターネット上に新たな販路を

インターネット上に新たな販路を

実際に、新型コロナウイルスによる営業停滞を回避するためにネットショップを開設したショップオーナーからはさまざまな声が寄せられているという。

たとえば「店舗販売ができず行き先が無くなった商品を破棄するのはもったいないと思っていたところ、BASEを知り自社HPには今まで載せていなかった商品をお得なかたちで販売しました」「(購入が増加し)ネットの力がこんなにも凄いものなのかと思い知らされました」「初めてネットショップを開設し、新しい事業展開の可能性に気付きました」といったものだ。

こうした声にみられるように、インターネット上に新たな販路をつくることで、オフラインでの営業活動の制限を補い、これまでとはかたちを変えて事業を継続・活性化しているという。現在では、ネットショップを活用した営業活動が新たなスタンダードとして浸透しはじめ、5月からわずか2ヶ月で10万ショップが新たに「BASE」を利用しており、7月には110万ショップを突破した。

BASEが進めるネット販売支援策

「BASE」は、新型コロナウイルス感染症拡大の経済的な影響から、ショップオーナーの負担を少しでも軽減するための機能の開発を最優先で進めてきた。6月には、飲食店をはじめ、主に実店舗を運営されているショップオーナーの販促サポートを目的とした「テイクアウト App」の提供を開始。

こうした事態をきっかけにネットショップ運営に挑戦する多くのショップオーナーが、より便利に「BASE」を活用して商品の販売ができるよう、引き続き機能開発に取り組み、インターネットを活用した新しい営業スタイルをサポートしていくとしている。

新型コロナウイルスによる感染拡大によって、EC化のニーズが急速に高まっていることは各方面から指摘されてきたが、ECプラットフォームの中でも存在感を示すBASEにおいても数字でそれが裏付けられたことになる。ウイルスとの戦いが長期化し、新しい生活様式が求められる中で、同社の取り組みがさらに価値を高めることになりそうだ。

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