ロジクラ導入で誤出荷0 長野のEC物流パートナーで成果

ECのミカタ編集部

在庫管理システム「ロジクラ」は、物流業務を担うグロリアス・ジャパン株式会社(代表取締役:金井田 平、本社:長野県安曇野市)と連携体制に蚊関する事例を公表した。

EC・オムニチャネルを支援

ロジクラ社が運営する在庫管理システム「ロジクラ」は、3PLとして物流業務を担うグロリアス・ジャパン社と連携体制を築き、荷主の新規契約から倉庫運用までをサポートする事例を公表した。

グロリアス・ジャパンは、複数のECモールへ出店しており、EC・卸などオムニチャネル施策を行う事業者の物流パートナーとして、在庫管理システム「ロジクラ」を導入し、アフターコロナに対応する体制を構築している。

ロジクラ導入の効果「誤出荷が、ほぼ『ゼロ』に」

ロジクラ導入の効果「誤出荷が、ほぼ『ゼロ』に」

◆簡単な操作性

「現場からは、『ロジクラのアプリはシンプルで使いやすい、迷わない』という声がよく聞こえてきます。 ハンディだと『間違えそう、小さい画面なので使いづらい』と不安があったのですが、 ロジクラは普段の生活で使っているiPhoneのアプリで作業するので、担当者も抵抗なく使用できています。iPhoneをハンディ代わりにできるので、イニシャルコストを抑えて導入できる点も魅力です」

◆ロジクラ導入によるメリット

[コミュニケーションの円滑化]
「管理者と現場担当者がコミュニュケーションしやすくなりました。管理者が外出してセンターを離れることもあるのですが、ロジクラの管理画面やアプリから現場の出荷業務の進捗や作業時間の目安を把握できています。 ロジクラのカスタマーサポートとも同じ管理画面を見ながら会話ができるので、話が早く、とても助かっています」

◆ロジクラ導入による効果

[出荷件数が年間5倍成長でも、誤出荷がほぼ「ゼロ」]
「出荷件数が年間5倍に成長したにもかかわらず、ロジクラを利用した出荷作業により誤出荷はほぼ『ゼロ』になりました。出荷作業自体の間違いも勿論『ゼロ』です。 1年半で、ラッピングなどの特別対応のミスが1件あった、という程度です。物流業務をアウトソーシングすることで、商品企画や販売の方に注力し、事業を拡大しています。今後も拡販の予定ですが、物流を担うパートナーとして万全の対応をして参ります。ロジクラがあるので、出荷件数が増えることに対しての不安はありません。1日に1,000件でも2,000件でも問題なく出荷できるイメージが湧いています」

販売機会をとらえる

ロジクラ導入の背景として、従来は、自社倉庫にて在庫管理システム(WMS)を使わずに在庫管理を行っていたが、その結果、在庫のズレによって販売機会の損失や欠品が発生していたそうだ。それに象徴されるように、出荷作業についてはオペレーションの構築に難しさがあり、大きな負担となっていたのだ。

こうした課題を前に、在庫管理システムのロジクラを導入し、確かな成果が生み出されているようだ。新型コロナウイルスによる感染拡大の影響によって、ECへのニーズが一層、高まっている。そのECを支えるバックヤードにも負荷がかかることになるが、しかるべきソリューションの導入によって、負荷だけでなく販売機会の喪失も軽減可能になると言えそうだ。

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