BASEが、ラフォーレ原宿にリアルスペース『BASE Lab.』をオープン　ECとリアルをつなぎ、新たな出会いを創出

2020/10/20

ECのミカタ編集部

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、「BASE」加盟店が利用できるリアル店舗出店スペース「BASE Lab.（ベイスラボ）」をラフォーレ原宿1.5階にてオープンさせた。

BASEが手掛ける都内2店舗目のスペース

BASE株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役CEO：鶴岡裕太）が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、「BASE」加盟店が利用できるリアル店舗出店スペース「BASE Lab.（ベイスラボ）」を、2020年10月31日（土）にラフォーレ原宿1.5階にてオープンいたさせた。なお、「BASE Lab.」は、渋谷マルイ1階に常設するリアル店舗出店スペース「SHIBUYA BASE（シブヤベイス）」に続き、「BASE」が手掛ける都内2店舗目のスペースとなる。

◆「BASE Lab.」店舗概要

[オープン日]
2020年10月31日（土）[10月30日(金) プレオープン]

[場所]
ラフォーレ原宿1.5階

[所在地]
〒150-0001　東京都渋谷区神宮前1-11-6

[営業時間]
11時00分～20時00分（当面の間営業時間は20時00分まで）

[出店料]
販売手数料として売り上げの15％

[出店方法]
「BASE Lab.」への出店は、「BASE」加盟店に役立つ販促支援サービスを掲載するWebサイト「more BASE（モアベイス）」から申し込める。

[オープン時出店店舗]
店舗名：TOMBONIA（トムボニア）
出店期間：2020年10月31日（土）〜11月6日（金）

※営業時間・定休日はラフォーレ原宿に準じる。

ECとリアルをつなぎ、人との出会いを創出

このように「BASE Lab.」は、渋谷マルイ1階にある実店舗出店スペース「SHIBUYA BASE（シブヤベイス）」に続き、都内2店舗目となる「BASE」の新規常設店舗だ。ファッション・カルチャー・アートを発信する原宿の一等地という好立地で、「BASE」加盟店がリアル出店に挑戦できるとしている。

「BASE」が展開する実店舗出店スペースの特長でもある「無料で利用できる充実した什器や機材の提供」や「初期費用・固定費用が不要でリスクがなく挑戦できる料金体系」に加えて、「BASE Lab.」では「専任サポートスタッフ」のヘルプも利用できるので、初めてのリアル出店がさらに挑戦しやすくなっているようだ。

「BASE」は、ネットショップで自身のブランドを運営している個人やスモールチームが、さらなる夢に向かって一歩踏み出すきっかけになるように、実店舗出店の簡易化に取り組んできた。オンラインとオフラインの垣根を無くし、自分が好きな価値を提供する人と自分の好きなものを探している人との出会いの場ともなりそうだ。

「BASE Lab.」の特長

同社がまとめる特長は次の通りだ。

◆無料で利用できる充実した什器や機材の提供

ハンガーラックと各種ハンガー、ミラー、トルソーなど商品陳列に必要な什器や、レジ、クレジットカード端末、電源タップ、無線LAN、デジタルサイネージなど、基本的な機材を完備。すべて無料で利用できる。

◆初期費用・固定費用が不要でリスクがなく挑戦できる料金体系

商品が売れた際のみ、販売手数料として売り上げの15％を「BASE」に支払う。固定費用や初期費用は不要で、初めてでも挑戦しやすいシステムだ。

◆専任サポートスタッフ

「BASE Lab.」では、専任サポートスタッフのヘルプを無料で利用できる。レジまわりや販売にともなう業務を「お任せ」にできるので、ショップオーナーは来店したファンとのコミュニケーションや店舗を利用してSNSのライブ配信など、コミュニティ活性に注力でき、出店期間を有効的に活用できる。

出店ブランドの魅力向上をサポート

同社では、「BASE Lab.」今後の展望として次のように述べている。

「『BASE Lab.』は今後、AR（Augmented Reality）を利用したバーチャル試着や、その場で裾上げやサイズ調整に対応するサービスの導入など、リアルの店舗限定でご来場の方にショッピングをお楽しみいただけるスペースとして展開していく予定です。
（中略）
『BASE』は、『BASE Lab.』を通じて、商品や『BASE』加盟店の魅力をリアルな場で伝えることで、インターネット上では出会えなかった新たなお客様との出会いの機会を創出し、出店ブランドの魅力を広めるサポートを強化してまいります」

ECプラットフォームとして独自の存在感を放つBASE。よりショップのオリジナリティを尊重し、各種の手厚いサポートを実施してきたが、今回新たに新規常設店舗の展開を実現させた。ニューノーマルが浸透する中で、ECへのニーズはさらなる高まりを見せているが、そうであるからこそ、一層、リアルな出会いの重みが増しているとも言えそうだ。好立地なスペースを提供し、人と人との出会いを創出することで、BASEそのものの価値もまた高まることになるだろう。