オンラインでもライブ会場と同じグッズ購入体験を提供 クロスワープが『くじサービス』の提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社クロスワープは、エンターテインメント業界向けSaaS型EC・ファンクラブ運営プラットフォーム「MODD(エム・オー・ディ・ディ)」の新サービスとして、「くじサービス」の提供を開始した。

11月16日より開始

株式会社クロスワープ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山崎 真吾、以下、当社)は、エンターテインメント業界向けSaaS型EC・ファンクラブ運営プラットフォーム「MODD(エム・オー・ディ・ディ)」の新サービスとして、オンライン上での決済完了とともに当選商品が確定し、リアルな商品をユーザーのもとへ届けられる「くじサービス」の提供を11月16日より開始した。

「くじサービス」概要

「くじサービス」概要

同社は、MODDの新サービスとして新たに提供される「くじサービス」について、近年のライブ会場のグッズ売り場で人気コンテンツである「くじ」をオンライン上でも利用できるサービスだとしている。

◆MODDに新規実装される「くじサービス」に関する概要

[サービス提供開始日]
2020年11月16日(月)

[サービス利用に関する初期費用]
無料

[サービス使用料]
受注件数に応じたトランザクション費用(最大300円/1件)、又は 販売金額に応じたレベニューシェア(最大で売上の5%)のいずれかを選択することが可能。

ECのクジでもリアルグッズが手にできる

同社では今回の公表に際して次のように述べている。

「これまで、アーティストのファンクラブやECサイトで販売される『くじ』で扱われる商品の多くはデジタルコンテンツが主流でした。また、リアル商品を扱うケースにおいても、『くじ』の購入タイミングでどのような商品が当選したかが分からず、購入者は自宅に届いた商品を受け取ってはじめて当選商品が分かる形態であるため、リアルなライブ会場のグッズ売り場で味わうあのドキドキ感をタイムリーに提供することが出来ない課題がありました。

この度、MODDに新たに実装された『くじサービス』は、決済機能、倉庫連携機能、在庫管理機能等と機能連携することにより、『くじ』を購入したファンが、購入終了と同時に当選商品を知れることから、リアルなライブ会場のグッズ売り場と同じ購入体験及び、当選体験を得ることができます。また、手元に到着するまでどのような商品が当たったかわからないこれまでの『くじサービス』で感じたストレスを感じることなく、ファンが希望する商品が当たるまで繰り返し『くじを引く』などの体験も提供出来ることになります」

新型コロナウイルスによる感染拡大の影響もあり、リアルでのライブも制限を余儀なくされる状況が続いている。同社も述べているように、そうした中でECやオンラインを通してファンがアーティストに接する機会も多くなっているが、そこでの体験には限界もあった。しかし、今回の取り組みによりファンへリアルなグッズを手にする機会を提供することになり、ファンクラブを通したロイヤリティ醸成にも一役買うことになりそうだ。

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