コロナ禍で『宅飲み』が増加する一方、新たな“悩み”も[江崎グリコ株式会社調べ]

ECのミカタ編集部

江崎グリコ株式会社は、外出を控えて在宅時間が増えた状況を踏まえ、月1回以上自宅で誰かと一緒に(オンラインを含む)お酒を飲む習慣のある全国の30~59歳男女300人に、現在の宅飲み実態に関する調査を行った。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

お酒の飲み方に関する調査

・調査時期:2020年11月11日(水)~11月12日(木)

・調査手法:インターネット調査

・調査対象:月一回以上自宅で誰かと一緒に(オンラインを含む)お酒を飲む全国の30~59歳男女300人

※同調査では、小数点第2位を四捨五入している。そのため、数字の合計が100%とならない場合がある。

宅飲み・オンライン飲み会が増加する一方、新たな悩みも

宅飲み・オンライン飲み会が増加する一方、新たな悩みも

外食など、自宅以外の密な空間での飲食を避けるようになったことで、3割以上の人が自宅で誰かと一緒に(オンラインを含む)お酒を飲む頻度が増加した。

一方で、自宅で誰かと一緒に(オンラインを含む)お酒を飲むことの良くない点として、「いつも同じになってしまう・マンネリ化する」「準備・片づけの手間がかかる」といった点が多く上げられた。

忘年会・新年会は5人に1人がオンラインで実施

忘年会・新年会は5人に1人がオンラインで実施

今年の忘年会・来年の新年会はどのように実施する予定ですか?という質問に対して、5人に1人がオンラインで実施すると回答。忘年会・新年会といった人が密になるような行事はオンラインで実施しようとする流れができているようだ。

調査結果サマリー

調査結果にあるように、3割以上の人が、2020年4月以前と比較して、自宅で誰かと一緒にお酒を飲む頻度や、オンライン飲み会の頻度が増加したと回答する一方で、3~4人に1人が「おつまみのマンネリ化」「準備・片づけが手間」という宅飲みならではの悩みを抱えていた。

また、今年の忘年会・来年の新年会について、「実施しない」「わからない」という回答が多い一方で、現時点で5人に1人がオンラインでの実施を考えており、年末年始に向けても在宅での対策を検討していることが伺える。

外食機会が減少するなかで、自宅で誰かと一緒に(オンラインを含む)お酒を飲む機会が増加している一方、おつまみの内容がマンネリ化するという新たな悩みが生まれていることが浮き彫りとなった。

また、年末年始の忘年会・新年会についてもオンラインに切り替えて実施することを検討している人も少なくないようだ。こうしたトレンドは、新たなニーズを生み出していることにもなり、ECビジネスを考える上でも、参考にできるのではないだろうか。

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