ブラックフライデーに「ECで購入」が過半数[クロス・マーケティング調査]
株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、全国20歳~69歳の男女を対象に「ブラックフライデーセールの利用とコロナ禍の節約意識に関する調査」を実施した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。
調査概要
[調査手法]
インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
[調査地域]
全国47都道府県
[調査対象]
20~69歳の男女
[調査期間]
2020年12月1日(火)~2日(水)
[有効回答数]
1,101サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある。
ブラックフライデーで「ECサイトで購入」が過半数
ブラックフライデーセールでの買い物状況について、「買い物をした・計」が24%、「買い物はしていない」が64.3%。「ブラックフライデーを知らない」は11.6%。ブラックフライデーセールで買い物をした人の買い物先としては、「ECサイト(ネット通販)が過半数を占めた。
性別にみると、男女とも「ECサイト(ネット通販)」の利用が最も高いが、特に男性は55%と半数以上が利用。女性は「駅ビル・ショッピングセンター」の利用が2割を超える結果になった。
「○○%引き」で買いたくなるが6割弱
「買いたい」という気持ちになる割引やサービスについて聴取したところ、「○○%引き」が6割弱でトップに挙がる。次に「○○円引き」、「ポイント○○倍」、「○○ポイント付与」と続く。
性年代別にみると、「〇〇%引き」は女性50代が7割超と最も多い。「ポイント○○倍」「○○ポイント付与」といったポイント系は女性30-40代、「先着○○名様にプレゼント」「○○以上でノベルティプレゼント」といったプレゼント系は女性20-30代の割合が高い。
また、コロナ禍で節約意識が強くなった(節約意識はあったが更に意識が強くなった+節約意識はなかったが意識が強くなった)のは3割弱だった。性年代別にみると、「節約意識はなかったが、意識が強くなった」は女性20代が16%で最も高かった。
浸透する「ブラックフライデー=ECでの購入」
このように同社では、11月下旬から様々な店舗やネット通販などでブラックフライデーセールが開催されたことに伴い、今回は、ブラックフライデーセールでの買い物状況や買い物をした場所、「買いたい」という気持ちになる割引やサービス、コロナ禍における節約意識の変化について調査を行った。
調査結果からは、ブラックフライデーのセール期間で、ECを通して買い物をした人が、実に過半数に上るなど、日本においても同セールが浸透してきており、またECへのニーズが高まっていることがうかがえる結果となった。今後、この傾向が定着し、かつ高まっていくか注目と言えそうだ。