スニーカー・ハイエンドファッション売買アプリ『モノカブ』が総額4.5億円の資金調達を実施

ECのミカタ編集部

株式会社モノカブは、Gunosy Capital、ユナイテッド株式会社、Heart Driven Fund、YJキャピタル株式会社およびW venturesを引受先とする、総額4.5億円の第三者割当増資を実施したことを公表した。

オペレーションの最適化と採用強化を実施へ

株式会社モノカブ(本社:東京都品川区、代表取締役:濱田航平)は2020年12月15日Gunosy Capital、ユナイテッド株式会社、Heart Driven Fund、YJキャピタル株式会社およびW venturesを引受先とする、総額4.5億円の第三者割当増資を実施した。

モノカブによれば、引き続き板寄せの仕組みを導入した、売買プラットフォーム「モノカブ」への投資とともに、オペレーションの最適化と採用強化をしていく方針であるとしている。

利便性が高いCtoCサービスを提供

利便性が高いCtoCサービスを提供

モノカブ社の代表、濱田氏からは次のようなコメントが出されている。

「モノの取引所を目指し、商品の価値を再定義する」ことをモットーにサービスを運営しております。今回の資金調達では、特にモノカブの価値提供の中心である鑑定および配送やCSなどオペレーション強化に資金を投資いたします。また、今まではスニーカー/アパレル特化のバーティカルCtoCサービスとしてサービスを運営しておりますが、今後はさらに商材の幅を広げていき、より多くのお客様に安心して利用でき、利便性が高いCtoCサービスを提供して参ります。さらに事業拡大していくモノカブに、共に情熱を注げられる仲間を大募集いたします」

積極的なチャレンジを支援

積極的なチャレンジを支援

今回の各引受先からは次のようなコメントが出されている。

Gunosy Capital 代表取締役 木村新司氏

「モノカブ社には、他のサービスでは購入出来ない商品が多数集まっています。魅力ある商品は希少性も高く、数が少ないため、なかなか商品を手にする事が出来ない人が沢山存在していました。ユーザーが商品の魅力で集まってくるプラットフォームとしてのモノカブ社の存在価値は大きく、さらに大きく成長することを期待しています。濱田さんをはじめとして、スニーカー・アパレル愛にあふれた熱量高いメンバーで構成されたモノカブ社だからこそ、できることがあると考えており、Gunosy Capitalは今後も彼らの積極的なチャレンジを支援してまいります」

ユナイテッド株式会社 執行役員 榎本吉兼氏

「近年、スニーカーの新品二次流通市場は、ユーザーの熱量が非常に高い市場となっております。また現状EC化が加速していると同時に、既存のCtoCマーケットプレイスにおいては、模倣品の流通も増加し、適正な商品価格を効率的に把握しづらい等の課題が顕在化しております。そのような中でモノカブ社は、当該市場に対して、取引毎の真贋鑑定や、購入者及び販売者が指値注文できる板寄せシステムの導入等、ユーザーの課題を解決する、顧客便益の明確なサービスを提供しております。実績としても継続的なGMVの成長を実現されており、国内で本領域におけるリーディングポジションを築いております。加えて、今後アパレル領域等横展開によるさらなる成長ポテンシャルも見込めることから、当社からもご出資させていただきました。同社の益々の発展を期待するとともに、さらなる成長に貢献できるよう、当社としても尽力してまいります」

Heart Driven Fund パートナー 石倉壱彦氏

「成長市場であるバーティカルCtoC市場の中で、モノカブが作り出すプラットフォームはワクワクに溢れたファンコミュニティそのもの。これは、アカツキのビジョンである“A Heart Driven World=心がワクワクする活動が幸せの原動力となる世界”と通ずると信じています。濱田さんを始めとする若い優秀なチームが、モノカブという熱量の高いプラットフォームと共に成長し、新しい世界を創り出していくことにとてもワクワクしています。モノカブと共にハートドリブンな世界の実現を目指し、一緒に旅を楽しんでいきたいです!」

YJキャピタル株式会社 大久保洸平氏

「EC領域に注目する私に取り、急成長中のモノカブ社を支援することができ、とても嬉しく思います。コロナを契機に世界的にEC市場が急成長している中で、モノカブ社も板取引・真贋鑑定を特徴として急成長しております。板取引形態のC2Cプラットフォームはオークション・フリマに次ぐ新たなる取引形態になるポテンシャルを秘めていると考えており、とてもワクワクしております。濱田さんを始めとした優秀な経営陣が率いるモノカブ社のさらなる成長のためにZHDで培った知見を活用しながらサポートして参ります」

W ventures 代表パートナー新和博氏

「2019年春の新規投資、秋の追加投資に続き、この度W venturesより3回目の投資をさせていただきました。次から次へとやってくる様々な課題をしっかりと乗り越えて、投資家の想像を遥かに上回るペースで組織と事業を力強く成長させていくモノカブのチームに大変大きな可能性を感じています。21世紀のバーティカルC2Cの代表的サービスになれるよう、株主一同で引き続きサポートして行きたいと考えています」

スニーカー・アパレルの板寄せアプリであり、国内最大級のスニーカー・ハイエンドファッション特化型CtoCマーケットプレイスであるモノカブ。2018年のサービスリリースから偽物の流入を徹底排除すべく、取引ごとに専任スタッフによる鑑定を行っているほか、「板寄せ」という証券取引所の売買成立方法を取り入れることによって、入札と販売それぞれのオファーを可能にしている。今回の資金調達によって、そうしたアドバンテージがさらに高められることになりそうだ。

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