ヤプリが自社ECとアプリとの連携をスムーズにする『ECコネクトLite』をリリース 導入第一弾は「ケイト・スペード ニューヨーク」公式アプリ

ECのミカタ編集部

アプリプラットフォーム「Yappli」は、Yappli for ECの新機能「ECコネクトLite」をリリースし、「ケイト・スペード ニューヨーク公式アプリ」にて実装を開始したことを公表した。

自社ECとアプリの連携をより手軽に

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供する株式会社ヤプリ(本社:東京都港区、代表取締役:庵原保文、以下「ヤプリ」)は、2020年12月23日(木)、Yappli for ECの新機能「ECコネクトLite」をリリースし、導入第一弾としてタペストリー・ジャパン合同会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柳澤 (田中) 綾子)が運営する「ケイト・スペード ニューヨーク公式アプリ」にて実装を開始したことを公表した。

EC事業者様に特化したソリューションとして2020年6月にスタートした「Yappli for EC」。今回は、自社ECとアプリの連携をより手軽に実装するための新機能、「ECコネクトLite」をリリースしたことになる。

Web表示速度が劇的に高速化

Web表示速度が劇的に高速化

「ECコネクトLite」は、ECの商品一覧ページをアプリ内で高速表示し、ユーザーの購入体験を向上させる機能だ。既存ECサイトをアプリ内に最適化して表示させるWebビュー機能の表示速度が7〜10秒なのに対し、同機能導入後は1秒〜3秒まで表示速度が向上した事例もあるという(Google Test My Siteを使用してヤプリにて調査)。同社によれば、高速化によって遷移率を向上させ、売上貢献に寄与することが期待されるとしている。

すでにリリース済みであった「ECコネクト」が、商品情報とAPI連携をすることで、商品一覧ページ、商品詳細ページ双方の高速化を実現していたのに対し、「ECコネクトLite」は商品一覧ページのみを高速化する仕組みだ。これにより、広告用に配信している商品データをそのまま活用することが可能になる。

その「ECコネクトLite」導入企業第一弾として、タペストリー・ジャパン合同会社が運営する「ケイト・スペード ニューヨーク公式アプリ」にて実装が開始された。「ケイト・スペード ニューヨーク公式アプリ」は、タペストリー・ジャパン合同会社が運営するケイト・スペード ニューヨークの公式アプリだ。日本限定で楽しめる壁紙やフォトフレームをはじめランキングやアプリ限定アイテムなどケイト・スペードを楽しめるコンテンツが豊富に掲載され、プッシュ通知でいつでも最新の新作情報やセールのお知らせが届く。

「ECコネクトLite」でECの購買体験をもっと便利に

今回の公表に際して、同社では次のように述べている。

「ECアプリにおいて、1アプリあたりの平均DL数は、過去5年で10倍以上に伸びているという調査結果もあり、ECのユーザーにとって、欠かせない存在になったスマートフォンアプリ。『ECコネクトLite』の導入により、ユーザーの快適な購入体験を実現します。ヤプリは、今後も企業のGo Mobileを推進し、お客様のアプリを中核としたマーケティングの支援を進めてまいります」

アプリ開発・運用・分析をノーコード(プログラミング不要)で提供するアプリプラットフォーム「Yappli」。導入企業は450社を超え、店舗やEコマースなどのマーケティング支援から、社内や取引先とのコミュニケーションをモバイルで刷新する社内DX(デジタルトランスフォーメーション)、バックオフィスや学校法人の支援まで、幅広い業界の課題解決に活用されている。今回の新機能の追加と、導入・実装を通して、その価値をさらに高めることになりそうだ。

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