LINEがインターネット利用環境調査を実施 ネット利用は「スマホのみ」が最多
LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表:出澤剛)は、より良いサービス提供のための調査研究の一環として、2016年4月から半期に一度、インターネット利用に関する定点調査を行っている。2020年10月、「2020年下期のインターネット利用環境に関する調査」を実施した。
調査概要
調査地区:全国
標本抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当
調査方法:調査員による個別訪問留置調査
調査対象:15~59歳の男女、806サンプル
調査期間:2020年10月
インターネット利用環境は「スマホのみ」が最多
「アクティブなネット利用者の実態」を調査したところ、「スマホ」でのインターネット利用者は全体の94%、「PC」での利用者は46%であった。また、「スマホとPC」を併用する人は44%、「PCのみ」での利用者は46%であった。スマホ・PCでのインターネット利用がない人は全体の4%で、ほとんどの人がスマホまたはPCでインターネットを利用していることがわかった。
「スマホのみ」の利用者は女性が多い傾向
「アクティブなネット利用者の推移」を男女別で調査したところ、男性よりも女性の方が「スマホのみ」での利用者が多く、全体の58%であった。また、2016年4月の調査開始以降、男女ともに「スマホのみ」「スマホとPC」での利用が増加傾向、女性では「スマホとPC利用なし」の割合が減少傾向となった。
スマホ利用者は全体の94%
「デバイス別の利用者の推移」を調査したところ、2016年4月の調査開始以降、スマホでのインターネット利用者は増加傾向にあり、今回の調査では94%がスマホでインターネットを利用していることがわかった。一方で、ガラケー利用者の割合は2016年4月の11%から減少傾向にあり、今回の調査では4%であった。
ECもスマホが主流に
ネットユーザーのスマホ利用が増加し、ECサイトにおいてもスマホをメインとした購買行動が増えている。PCだけでなく、モバイル対応デザインを充実させるなど、ユーザーにとって使いやすいサイト構築が、EC運営成功の鍵と言えるであろう。