ECとリアル店舗で“フードロス”に社会の視線を向ける 『KURADASHI』が有楽町 micro FOOD & IDEA MARKETに期間限定ショップをオープン

ECのミカタ編集部

「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシは、「有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET」に期間限定ショップをオープンし、フードロス問題に関する展示とフードロス商品の販売を実施することを公表した。

サイト販売商品が店頭で購入できる

社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:関藤竜也)は、2021年1月4日~1月31日に「有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET」に期間限定ショップをオープンし、フードロス問題に関する展示とフードロス商品の販売を実施する。

この期間限定ショップでは、パネル展示を用いてフードロス問題が発生する原因や解決のために必要なアクションなどを解説するとともに、通常はKURADASHIのサイト上で販売している商品を店頭で購入できるという。

◆開催情報
・期間:2021年1月4日(月)~1月31日(日)
・場所:有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET(有楽町駅より徒歩1分)
・住所:東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1F
・営業時間:全日 10:00~22:00

※営業時間は店舗の状況に応じて変更となる可能性がある。
※期間終了後も「有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET」内で一部商品の販売を継続する予定。

「有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET」

「有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET」

有楽町 micro FOOD & IDEA MARKETは、“好奇心が交差する市場”というコンセプトのもと、丸の内仲通り沿いという誰もが訪れることができる開かれた場所で、様々な人・アイディア・文化・食に出逢える多機能型市場となっている。

有楽町再構築の先導プロジェクトとして様々な人・アイディア・文化・食に出逢うための場やきっかけを提供するとともに、これから生まれる新しい価値を対外的に披露し実験的な取り組みを行う店舗として、三菱地所株式会社が2019年12月に開業させた。

社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」

社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」

KURADASHIは、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%OFFで消費者(会員)へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型フードシェアリングプラットフォームだ。環境保護や動物保護の団体、新たに設立したKURADASHI基金など、全19団体を支援している。

◆2020年9月現在の主な累計実績
・食品ロス削減数:9,232トン
・経済効果:28億6,192万円 
・CO2削減数:23.63t-CO2 
・寄付総額:46,253,620円

◆受賞歴
・2017年:「ソーシャルプロダクツ・アワード2017」優秀賞
・2018年:東京都環境局「チームもったいない」の「Saving Food」部門代表に抜擢
・2018年:環境省主催 「第6回グッドライフアワード」環境大臣賞
・2019年:品川区「社会貢献製品支援事業」選定・認定
・2020年:第7回「食品産業もったいない大賞」審査委員会委員長賞
・2020年:「環境白書」「消費者白書」に掲載
・2020年:第3回「日本サービス大賞」農林水産大臣賞
・2020年:令和2年度「気候変動アクション環境大臣表彰」
・2020年:第21回「グリーン購入大賞」農林水産大臣賞
・2020年:第55回 「社会貢献者表彰」
・2020年:「食品ロス削減推進大賞」消費者庁長官賞

フードロスに社会の視線を向ける

フードロスに社会の視線を向ける

同社では、期間限定ショップオープンの背景として次のように述べている。

「近年、社会課題として取り沙汰されることが増えているフードロス問題。しかし、賞味期限の残り期間が短いことや規格から外れていることなどを理由に、そもそも市場に出回ることなく廃棄される商品も多く、その課題は社会に十分に認知されているとは言えません。そこで今回、『KURADASHI』は『有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET』に期間限定ショップをオープンし、フードロスという社会課題の認知を向上させながら、商品を購入することで実際に社会課題の解決に寄与する体験を提供することとなりました」

さらにクラダシは、今後もソーシャルグッドカンパニーとして社会課題の解決を目的とした社会性、環境性、経済性に優れた活動を続け、日本で最もフードロスを削減する会社を目指して努めるとしており、ECとリアル店舗を通じたさらなる展開に視線を送りたい。

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