BASEがAmazon Payの取り扱いを開始 購入者の利便性と加盟店の売上向上に寄与

ECのミカタ編集部

BASEは、Amazonが提供するID決済サービス「Amazon Pay」の取り扱いを開始したことを公表した。

Amazon Alexaにも対応

BASE 株式会社(所在地: 東京都港区、代表取締役 CEO: 鶴岡 裕太、以下BASE)が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、2021年3月3日(水)よりAmazonが提供するID決済サービス「Amazon Pay (アマゾン ペイ)」の取り扱いを開始した。これにより、「BASE」加盟店は「Amazon Pay」の決済を導入することが可能となった。

また「BASE」加盟店で商品を購入した人は、Amazonアカウントに登録された支払い方法と住所情報を利用して手軽に注文できる。なお、対象商品であれば、注文した商品の配送状況を「Amazon Echoシリーズ」を始めとしたAlexa搭載デバイスを通じて音声通知で受け取ることが可能だ。

※Amazon、Amazon.co.jp、Amazon Payおよびそれらのロゴは、 Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標。

BASE × Amazon Pay

BASE × Amazon Pay

「BASEかんたん決済」とは、クレジットカード決済、コンビニ決済・Pay-easy、銀行振込、後払い決済、キャリア決済、PayPal決済、Amazon Payの7つの決済方法に対応したエスクロー決済の名称だ。エスクロー決済とは取引の安全性を保証するための決済の仲介サービスのことで、「BASEかんたん決済」では、「BASE」加盟店とそのネットショップで買い物をする利用者が、全ての決済方法において安心・安全な取引ができるよう「BASE」が仲介する。

「Amazon Pay」は、Amazonアカウントに登録されている住所情報と支払い情報を使用して、Amazon.co.jp以外のサイトで支払いができるサービスだ。「Amazon Pay」を使用すると、「Amazon Pay」に対応しているサイト(Amazon.co.jp以外のサイト)で、これらの情報を再入力することなく安心かつスムーズに購入できる。

加盟店にとって、より良い決済手段の選択が可能に

BASEは、今回の公表に際して次のように述べている。

「この度の『Amazon Pay』取り扱い開始につきましては、『BASEかんたん決済』の決済手段の拡充と、『BASE』加盟店の商品を購入するお客様により良い購入体験を提供することを目的としています。『BASE』を利用されている加盟店は『BASEかんたん決済』を通じて『Amazon Pay』の決済をスムーズに導入できるので、『BASE』加盟店にとってより良い決済手段を選択いただくことが可能になりました」

またBASEは、同プラットフォーム利用者やスモールチームの決済方法の選択肢を広げ、ショップごとでは申請や審査通過が難しい決済方法も、「BASE」を利用することでスムーズに導入できる環境を提供するとしており、今後のさらなる決済をはじめとした利便性の向上も期待できそうだ。

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