“令和を代表するメガベンチャーを作る”ACROVEがサイバーエージェント・キャピタルなどを引受先とする第三者割当増資を実施

ECのミカタ編集部

Amazaonや楽天を中心としたマーケットプレイス内の売上を最大化するEC事業を展開する株式会社ACROVE(読み:アクローブ 東京都渋谷区 代表取締役 荒井俊亮)は、2021年4月5日、サイバーエージェント・キャピタル及びイーストベンチャーズを引受先とした第三者割当増資により資金調達を実施した。

国内トップクラス企業を目指す

ACROVEは、自社ブランド及び提携ブランドにおける、Amazonや楽天等のECマーケットプレイスでの成長をサポートする事業を展開している。独自開発のBIツール「ACROVE FORCE」を用いて、マーチャンダイジング(商品開発・MD)、ブランディング、パッケージング、サプライチェーン最適化。

ロジスティクスの分野で強みを発揮し、事業開始からおよそ2年という短期間ながら、現在の取扱ブランド総数は30を超え、「EC・D2Cのプラットフォームカンパニー」として国内トップクラス企業を目指すとしている。その上で同社は、今回の第三者割当増資に伴い採用をさらに強化するものとみられる。

サービスの特徴

◆独自BIツール『ACROVE FORCE』で最適化された運用を実現

従来、運用コストが非常に高かった各マーケットプレイスを、独自開発のソフトウェアを利用し、統合して網羅的に管理。全てのECブランドでの意思決定をBIツールがサポートすることで、再現性高く成長させることができる。

◆M&Aから業務の切り出しまで複数の提携パターンを用意

M&Aから売上保証型の提携・EC業務の切り出しまで、複数パターンでのサポートメニューを用意。これにより、既存の枠組みを超えてブランドにとって最もいいカタチで支援することが可能になった。前年同月比での平均売上成長率は300%を超える再現性の高い成長を実現している。

令和を代表するメガベンチャーを作る

投資家からは次のようなコメントが出されている。

サイバーエージェント・キャピタル ヴァイス・プレジデント 北尾崇 氏

「荒井さんとお会いしたのは昨年でしたが、何度かお会いする中で起業家個人としての成長とチームの成長が著しく、新型コロナウイルスの影響も大きく受けて数年分時代が早まったと言っても過言ではないほど伸びているEC市場においては、このチームのように変化への適応力が極めて高いチームが最適だと感じ、応援させて頂くことを決めました」

イーストベンチャーズ アソシエイト 福海道登氏

「創業期からのプロテイン事業の知見を活かして、大手コンサル会社や広告代理店には拾えきれない中小企業のEC運用の課題をEC事業者の目線で取り組むという展開をお聞きした際に、『People first』を掲げこれまで着実に事業も組織も拡大させてきたACROVEのチームであれば絶対に成し遂げられると確信しました。荒井さんの『令和を代表するメガベンチャーを作る』という創業期から変わらぬ野心のもとに集まったACROVEの皆さんと壮大な挑戦をご一緒できることを非常に嬉しく思います」

マーケットプレイスを利用し複合的にブランドを拡大するビジネスモデルは、「ロールアップモデル」あるいは「ECアグリゲーター」と呼ばれ、2021年現在、国内外で高く評価されている。2020年7~12月には海外6社が相次いで大規模な資金調達を実施した他、米国ではユニコーン(企業価値が10億ドルを超える未上場企業)企業も生まれるなど急成長を遂げている。

一方で、国内では特有の問屋文化、楽天やYahoo!といった国内ECプラットフォームの台頭もあり、ロールアップモデルの実現には高いレベルのローカライズが必要との声も多い。ACROVEは、テクノロジー・組織・そして何より地の利を生かした戦略を用いて、国内シェアの拡大に努めていく方針だとしており、今回の資金調達を通して、さらなる飛躍に期待がかかる。

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