パンフォーユー、シリーズAラウンド第2回でKDDIより資金を調達 新規事業創出・販売チャネル拡大へ
パン業界のDXを推進する株式会社パンフォーユーは、KDDI Regional Initiatives Fund 1号を引受先とし、第三者割当増資によるシリーズAラウンド第2回の資金調達を実施したことを発表した。
同社は、KDDIの会員向けサービスの活用やauショップでのイベント開催などを通して、KDDIのもつ顧客接点を活用し、冷凍パン流通量の拡大を目指している。
パンフォーユーがKDDIより資金調達
地域のパン屋さんが抱えるあらゆる課題を独自の冷凍技術とITで解決し、パン業界のDXを推進する株式会社パンフォーユー(本社:群馬県桐生市、代表取締役:矢野 健太、以下「パンフォーユー」)は、KDDI Regional Initiatives Fund 1号(運営者: グローバル・ブレイン株式会社)を引受先とし、第三者割当増資によるシリーズAラウンド第2回の資金調達を実施した。
パンフォーユーのシリーズAラウンドは継続中であり、2021年5月に本ラウンド完了予定だ。
◆第三者割当増資 引受先
KDDI Regional Initiatives Fund 1号(運営者:グローバル・ブレイン株式会社本社:代表取締役社長 百合本安彦)
今後の展望
今回の資金調達により、パンフォーユーが提供している既存サービスのマーケティングを強化し、それに伴う人材採用を推進する。同時に、販売チャネルを拡大すべく新たに着手した新規事業の開発を加速し、2021年中の発表を目指す。
また、地方創生を推進する地元企業やベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」(運営:グローバル・ブレイン株式会社)を通じて地方創生を推進するKDDIと連携することで、KDDIの会員向けサービス「auスマートパスプレミアム」・決済サービス活用・auショップでのイベントの開催などを通して、KDDIのもつ顧客接点を活用し、冷凍パン流通量のさらなる拡大を実現する狙いだ。
パンフォーユーのKDDIとの取り組み
①KDDIの会員向けサービス「auスマートパスプレミアム」での、パンスク(個人向けパン宅配サービス)販売促進
②auショップ「au Style SHIBUYA MODI」での冷凍パン販売イベントの開催
日時:4月10日(土)〜4月11日(日)
場所:渋谷モディ 1階 au Style SHIBUYA MODI内にて
パンフォーユーは、パンを作る人・売る人・食べる人をつなぐプラットフォームを提供するスタートアップ企業だ。
パンフォーユーの冷凍パンは独自の冷凍技術により、焼成のあとに1日常温で置いたパンよりも品質が高いことが一般社団法人日本食品分析センターの検査で実証されているという。
冷凍パンなら、消費者は家にいながらにして全国各地のパン屋さんの味を楽しむことができるし、パン屋さんにとっては商圏が一気に全国に拡大するメリットがある。
近く、「冷凍パンを家に常備するのが当たり前」の時代が来るかもしれない。