シチズンウオッチ公式ECサイトにecbeingを採用 担当者「思っていた以上にデフォルト機能の自由度が高かった」

ECのミカタ編集部

株式会社ecbeingは、「ecbeing」と「SiteMiraiZ」をシチズン時計株式会社が運営するECサイトとブランドサイトの統合サイト「シチズンウオッチ オフィシャルサイト」に採用・導入されたことを公表した。

ecbeingの2つのパッケージで構築

株式会社ecbeing (イーシービーイング 本社東京都渋谷区、代表取締役社長:林 雅也、以下「 ecbeing 」)は、同社が提供するECサイト構築パッケージ「ecbeing」と、そのノウハウから生まれセキュリティと成果を追求した国産CMS「SiteMiraiZ(サイトミライズ)」をシチズン時計株式会社(以下シチズン)が運営するECサイトとブランドサイトの統合サイト「シチズンウオッチ オフィシャルサイトに採用・導入されたことを公表した。

サイトに導入された機能のポイント

サイトに導入された機能のポイント

◆商品の比較機能

各商品詳細ページにある「比較リスト」をクリックすると選んだ商品がリストに追加され、複数の商品価格や機能情報等を比較して選ぶことができる見せ方にしている。会員登録不要で比較することができ、商品の表示順番の入れ替えもスムーズに行うことができる。

◆ギフト・刻印機能

商品をカートに入れた後、オプション指定の際にギフトバッグの同梱を選択することが可能。また、商品によっては刻印機能があり、「モチーフ」「文字」「フォント」を選んで購入できるようになっている。プレゼント需要に合わせた機能強化により、売上の向上を図る。

◆自分好みの腕時計が作れる「FTS(ファイン・チューニング・サービス)」

FTS(ファイン・チューニング・サービス)は、シチズンが誇るマニュファクチュール技術(自社での一貫製造)を駆使し、カラーと素材を厳選した40の部品から組み合わせ、自分好みの腕時計を4万通りのスタイルの中から製作することができる。10種の文字板、8種のケース、5種の時分針、10種の秒針、5種のバンド、2種のリングから選ぶことができる。またサイト内にてパーツを選択し、その場でイメージプレビューを見ることができ、実店舗でカスタマイズをしているような体験が可能だ。

◆CMS『SiteMiraiZ』にてサイトコンテンツの更新性向上

ecbeingのグループ会社「株式会社エートゥジェイ」が提供する国産CMS『SiteMiraiZ』では、TOP内のメイン、ブランド一覧、ニュースエリアを、HTML等の知識がなくても簡易的に更新ができる。同様に各ブランドページに関しても、情報が速やかに更新できるようになっている。シチズンでは多数のブランドがあり、共通フォーマットと個別フォーマット、どちらにも対応できるUIで業務効率を大幅に改善した。

よくある質問に関しては、質問への回答下部に『この「よくあるご質問」は役に立ちましたか?』というアンケートフォームを設け、アンケートの回答を元に参考になった順に並び替えることで、顧客が購入時に抱える不安を軽減。また新しく質問と回答を簡易的に掲載することができ、問合せ対応の業務工数を削減することにもつながった。

ファン獲得と販売チャネル強化をねらう

ファン獲得と販売チャネル強化をねらう

シチズン時計株式会社からは次のようなコメントが出されている。

“思っていた以上にデフォルト機能の自由度が高かった印象です。ブランディングとECの統合サイトなので2つのツールを併用していますが、ページ更新は直観的に、受注などECに関わるルーチン業務はシンプルに処理できるところが気に入っています。今後、両者の管理画面のUIや操作感がより統一されると、更に使いやすくなるのではと期待しています”

またecbeingでは、サイト統合の背景・目的として次のように述べている。

“顧客に対して商品情報の提供から、販売・店舗送客までを自然につなげられるサイトにすること、さらに運用およびデータ活用の体制を整えるために2021年3月にブランドサイトとECサイトの統合を実施いたしました。サイト統合以前から一部商品をECサイトで販売しておりましたが、拡張性強化のためECシステムの移行を検討すると共に、ブランドサイトと統合することで、ファン獲得と販売チャネル強化を目的としたユーザーフレンドリーなブランド兼ECサイトが実現しました”

ECサイト構築パッケージとして国内でもトップクラスのシェアを誇るecbeing。今回、日本を代表する時計メーカーであるシチズンの公式ECサイトに導入され、ecbeingの持つパッケージ群のアドバンテージを示すとともに、シチズンの販売施策をECサイト構築とCMSの面から裏付け、その価値をさらに高めることになりそうだ。

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