サイズレコメンドエンジン「unisize」がバッグカテゴリーに適用 内容量が一目でわかるレコメンドが可能に

ECのミカタ編集部

株式会社メイキップ(東京都新宿区、代表取締役:柄本 真吾、以下「メイキップ」)は、同社が提供するサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」が服飾雑貨の分野に適用し、新たにバッグカテゴリーへのサイズレコメンドを開始したと発表した。

加えて、株式会社ハースト婦人画報社(東京都港区、代表取締役社長:ニコラ・フロケ、以下「ハースト婦人画報社」)が運営する、ファッション通販サイト「ELLE SHOP(エル・ショップ)」において本機能の導入を開始したという。

バッグの大きさや内容量を一目で確認

これまで「unisize」は洋服カテゴリーを中心にサービスを提供してしていたが、今回新たにバッグカテゴリーへの適用を開始。独自のアルゴリズムを用いてバッグの大きさだけでなく、バッグに入るアイテムや内容量を一目で確認することができるようになる。

服飾雑貨のアイテムは商品画像のみがECサイトに掲載されることも多く、画像からではアイテムの大きさを把握できず、ユーザーから問い合わせが寄せられることも多かったという。

中でもバッグは持った際の大きさだけでなく、どんなアイテムがどれだけ入るか知りたいとの問い合わせも多く、unisizeをバッグカテゴリーに適用して欲しいという要望が寄せられていた。

独自のアルゴリズムでバッグに入るアイテムを表示

バッグカテゴリーでは、バッグの大きさから内容量を自動的に計算し、ノートパソコンやペットボトルなどバッグに入る具体的なアイテム例を表示する。

バッグの形状に合わせ内容物がはみ出てしまうアイテムは表示されないよう独自のアルゴリズムが組み込んであり、どのアイテムをどのぐらい入れられるのかが一目でわかる。また、ユーザーが自身の性別と身長を登録すると、身体と比較することで持った際の大きさも確認できる。

サイズレコメンドエンジン「unisize」

unisizeはECサイトで洋服や靴を買うときに、より身体に合ったサイズを推奨するレコメンドエンジンだ。

機械学習アルゴリズム(AI)を用い、スマートフォンで撮影した正面と側面の全身写真から、腕の長さや肩幅などの体型を採寸することで、従来のような専門知識やメジャーを用いた採寸を行わずとも、自分に合うサイズを確認できる。また、過去に買った洋服と比較する購入履歴比較機能も備えており、ユーザーの持つ情報に合わせてサイズを確認することも可能だ。

ECサイト上で洋服のサイズをレコメンドするサービスは増えてきているが、バッグカテゴリーに対応したものはまだ珍しい。

ECでバッグを購入する際、ユーザーはサイトに表示されたサイズを見て、メジャーで手持ちのバッグを計って比べるなどして大きさを確認するが、それでも実物が届くと「思ったより小さい」などのイメージ違いが生じやすいのが現状だ。

unisize導入サイトでバッグの内容量を具体的なアイテムレベルにまで落とし込んで確認し、自分の体形とのバランスもチェックしたうえで購入することにより、同様の失敗は大きく減るのではないだろうか。

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