ポケットマルシェ、東北の生産者から旬の食材が届く定期便の限定販売を開始

ECのミカタ編集部

国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之)は、東日本大震災から10年というタイミングで展開する「東北応援プロジェクト」の一環として、毎月異なる東北の生産者から旬の産直食材が半年間にわたって届く定期便の販売を開始した。

6名の東北の生産者の食材を定期便で

本定期便では、食べもの付き情報誌「東北食べる通信」の単行本「人と食材と東北と つくると食べるをつなぐ物語 『東北食べる通信』より」に掲載された、6名の東北の生産者の食材を、2021年9月から2022年2月までの半年間にわたって届ける。200セット限定の販売で、初回は生産者のストーリーを収録した単行本を同梱する。

また、定期便同梱のQRコードから友だち登録ができるLINEアカウントでは、届ける食材のレシピ提供や、限定商品の販売、食べる通信の特別お試し購読などの特典も提供する。

現地に足を運ぶきっかけに

同社は、東日本大震災から10年というタイミングでスタートさせた「東北応援プロジェクト」の一環として、「東北食べる通信」の単行本である「人と食材と東北と つくると食べるをつなぐ物語 『東北食べる通信』より」を2021年5月に刊行した。

計20名の生産者のエピソードを「東北食べる通信」のバックナンバーから抜粋した本書籍では、生産者の哲学や手掛けた食材へのこだわりなどのストーリーを紹介している。本書籍で紹介した生産者の食材を、ストーリーを読みながら実際に食べてもらうことで、東北の魅力を一層感じてもらいたいと考え、本定期便の販売に至ったという。

また、特設のLINEアカウントを通じて生産者と交流できる特典も提供予定で、オンライン上で産地や生産者の魅力を知り、ゆくゆくは現地に足を運ぶきっかけとなることを期待しているそうだ。

定期便詳細

名称: "東北食べる通信"厳選の旬食材が届く【本と旅する定期便】
詳細ページ: https://poke-m.com/products/175412
申し込み期間: 2021年8月6日(金)14:00 〜 8月25日(水)21:00予定
金額: 2,980円(税込・送料別)/月
販売数: 200セット(先着順)
配送タイミング:2021年9月〜2022年2月の全6回(予定)

◆お届け予定の食材
・2021年9月:羽根田幸将さんの特選もも 幸茜1kg(福島県伊達郡桑折町)
・2021年10月:佐藤春樹さんの甚五右ヱ門芋500g、秘伝豆の枝豆200g(山形県最上郡真室川町)
・2021年11月:紀陸洋平さんのさつまいも500g、かぶ3個、お米セット2kg(福島県石川郡)
・2021年12月:佐藤裕美さんの伊達の純粋赤豚バラ&カタしゃぶしゃぶセット400g(宮城県登米市)
・2022年1月:小井田重雄さんの胡桃600g(岩手県九戸郡)
・2022年2月:後藤清広さんの真牡蠣15個程度(宮城県本吉郡)

100名以上の生産者を紹介

2013年7月創刊の「東北食べる通信」は、毎月1回、独自の哲学やこだわりをもった生産者を特集した情報誌と、彼らが手がけた食材がセットで届く「食べもの付きの情報誌」。これまでに98号を刊行し、100名以上の生産者を取り上げてきた。

食材の美味しい食べ方を紹介するリーフレットなどが同梱された食材宅配は珍しくないが、「食べものが付いた情報誌」という発想の転換がユニークだ。

「生産者から直接消費者へ」の流れが加速するなか、食品においても生産者の想いや価値観、取り組みに「共感」して買うという動きが広がっており、安全・安心だけでない、プラスアルファのストーリーが求められるようになってきている。

「東北食べる通信」は、そのような生活者のニーズに応えつつ啓発する役割も担っており、これまで陽の当たらなかった生産者の想いや努力に生活者が目を向けるきっかけとなるだろう。


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