データフィード管理ツール「dfplus.io」、 AIで衝動買いを生む「nununi」と連携開始

ECのミカタ編集部

株式会社フィードフォース(所在地:東京都文京区、代表取締役:塚田 耕司)は、同社が提供するデータフィード管理ツール「dfplus.io」が、awoo Japan 株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:林 思吾)が提供する完全自動のAIマーケティングプラットフォーム「nununi」への正式対応を開始したと発表した。

回遊性・直帰率・CVRなどのあらゆるCX指標を改善

「nununi」は、企業が持つ商品や物件などのリストデータから、ユーザーが興味を持ちそうな特徴を抽出してハッシュタグを自動生成し、ハッシュタグごとに関連商品を束ねたランディングページを設けてSEO流入を増加させたり、回遊性・直帰率・CVRなどのあらゆるCX指標を改善させたりすることができるサービス。ECをはじめ、不動産、旅行などさまざまな業種で活用されており、完全自動運用でコンバージョンを伸ばせると支持されている。

また、nununiはPC・スマホなど個別端末の行動データに基づかない商品情報データを活用するため、Cookieレスの施策としても注目されている。

最小の工数で安定的な成果

従来、Webサイト制作および改修は、規模の大小にかかわらず、工数がかかる一方で安定的に成果を改善することが難しい領域であった。

nununiはSEOの効果向上やCVR改善など、あらゆる効果指標を完全自動で運用できるDXソリューションであり、担当者の知識や経験に左右されることなく、最小の工数で安定的な成果が期待できるという。

既存の商品データをnununiや他のレコメンドサービスに連携し、少ない工数で成果を着実に改善することは、Webサイト制作・運用担当者にとって有効な施策となりうる。

システム開発なしでdfplus.ioからnununiに商品データ連携

システム開発なしでdfplus.ioからnununiに商品データ連携

今回、dfplus.ioがnununiとのデータ連携を開始したことで、事業者はデータをnununiに連携するためのシステム開発を行うことなく、dfplus.io 上の簡単な操作で商品データを連携し、準備のためのコスト・期間を大幅に軽減できるようになる。

本連携を記念して、両社は9月2日(木)にnununiの概要、活用事例、始め方を解説する60分の無料オンラインセミナーを開催する。

セミナー詳細:https://dfplus.io/seminar/form_20210902

偶発的消費体験をデジタル上で再現

「nununi(ヌヌニ)」は「商品理解」と「行動理解」を組み合わせたアジア初のオムニチャネルマーケティングオートメーションプラットフォーム。高度な人工知能技術を搭載し、顧客のマイクロニーズを的確に捉え、購買動機に基づく最適な検索体験を可能にする。

これまでECに不足していた偶発的消費体験(=衝動買い)をデジタル上で再現するところに特徴があり、2020年夏に日本進出を果たしてから、大手小売業を含め多くのEC事業者に導入されている。

今回の連携により、nununiの商品データフィード連携作業が、dfplus.ioを介すことで簡易化され、初期導入にかかるコストを大幅に削減することが可能となった。AIの活用により、生活者に思わぬ商品との出会いを提供することは、「体験」としてのECの価値向上にもつながっていくだろう。

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