BASEがショッピングカートをリニューアル、入力画面の改善と追加購入の導線強化で売上向上をアシスト
BASE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:鶴岡裕太)は、同社が運営するネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」において、加盟店の売上向上をアシストする目的でショッピングカートのリニューアルを開始した。
まずは、商品を購入する際の入力画面の改善と、追加購入の導線設計等を行い、利便性を強化している。
より良い購入体験を提供するショッピングカートへ
BASEでは加盟店の売上向上をアシストする目的で、加盟店のユーザーにより良い購入体験を提供するショッピングカートのリニューアルを開始した。
まずは商品を購入する際の入力画面の改善と追加購入の導線設計等を行い、利便性を強化。今後も、順次ショッピングカートの機能追加などの改善を重ねていき、BASE加盟店の売上向上につながる環境を整備していくという。
今回のショッピングカートリニューアルのポイントは、「入力画面の改善」と「追加購入の動線の確保」「口コミによる商品の認知拡大サイクルを構築」の3つだ。
①入力画面の改善で購入フローがよりわかりやすく
これまでは、商品購入時に「ゲストとして購入」を選択した場合、「カートの中身」の確認、「購入者情報」の入力が2ページに分かれていたが、今回のリニューアルで1ページに統合し、購入完了までの流れがよりわかりやすくなった。
また、あらかじめ住所やクレジットカード番号等の情報を登録しておくと、購入内容の確認を行うだけで決済が完了する支払い方法に「Pay ID」「Amazon Pay」に加えて、新たに「PayPal」を追加。さらに、支払い方法にかかわらず、クーポンコードの入力欄をショッピングカートの上部に設置し、クーポン利用時の入力漏れも防止している。
②追加購入の動線を確保し、購入単価向上へ
ショッピングカート画面の「あと¥1,500以上のご注文で送料が無料になります」といった、一定額以上の商品購入時に送料を無料にする条件表示 をクリックすると、閲覧済みの商品等、追加購入におすすめの商品が提案される。ユーザーが追加購入しやすくなることで、BASE加盟店は購入単価の向上が期待できる。
※ 一定額以上購入したユーザーの送料無料を表示するには、「送料詳細設定 App」をインストールする必要がある。
③口コミによる商品の認知拡大サイクルを構築
商品の購入完了画面に購入商品の画像を大きく表示し、視覚的にポジティブな購入体験を提供することで、SNSでの購入商品のシェアを促す。
これにより、商品を購入したユーザーを介して、商品が口コミで共有・拡散される認知拡大のサイクル構築を目指す。
コンバージョン率を上げるための重要な改善
ECサイトの売上を最大化するためには、品揃えや魅力的な商品画像、商品の「ストーリー」まで伝わる詳細な商品説明といったさまざまな要素があるが、BASEのようなネットショップ作成サービスを利用する場合は、プラットフォーム自体の仕様に左右される要素も多い。
今回のBASEのショッピングカートのリニューアルにおいては、購入完了までの画面遷移を極力シンプルにするなど、カゴ落ちを減らしてコンバージョン率を上げるための重要な改善が行われている。
同社は今後もショッピングカートの改善を重ねていくとしており、さらなるパワーアップにも注目だ。