教育機関向けに無料の『MakeShop byGMOアカデミックプラン』の提供を開始

ECのミカタ編集部

GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良 以下、GMOメイクショップ)は、教育機関向けに、「MakeShop byGMO」を教無料で利用できる『アカデミックプラン』の申込受付を開始した。

より手軽に学生がECを学べる

GMOインターネットグループのGMOメイクショップは、大学や専門学校などの教育機関向けに、ネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」を教材として無料で利用できる『アカデミックプラン』を、2022年2月より提供を開始する。これに先駆けて2022年1月28日(金)より申込受付を開始した。

同社は、『アカデミックプラン』を利用する教育機関について、「MakeShop byGMO」を教材として活用することで、ネットショップの構築・運営の実践を通じて、所属する職員や学生にビジネススキルや情報リテラシーの習得をすることができるとしている。

『アカデミックプラン』の概要

『アカデミックプラン』の概要

大学や専門学校などの教育機関は、『アカデミックプラン』を申し込みすると、通常は初期費用・月額費用ともに1万1千円(税込)である「MakeShop byGMO」のアカウントを職員や学生向けに無料で発行することができ、教材としての活用が可能となる。

「MakeShop byGMO」を活用しネットショップの構築・運営を実践することで、職員や学生にビジネススキルや情報リテラシーを習得することが可能だ。また職業訓練校や起業支援団体などでも利用することができ、ECビジネスに関わる人材の育成にも活用できる。

[対象]
大学や専門学校などの教育機関、職業訓練校、起業支援団体など

[利用料金]
無料

[プラン内容]
「MakeShop byGMO」を教材として提供し、職員や学生の人数に応じたアカウントを無料で発行される。

[申込方法]
専用URLより詳細を確認の上、問い合わせ。

※詳細条件等については、公式サイトを要確認。

先行導入事例

◆国際トータルファッション専門学校

ファッションに関わる職種の中でもECやWEB担当を目指す学生が増えているが、国際トータルファッション専門学校では、PCスキルやECの基礎知識、WEBプロモーションに関わる内容を学ぶため「MakeShop byGMO」を教材として活用している。

同社は「MakeShop byGMO」について、学生用の無料アカウントでも全ての機能を使用可能で、ショップデザインの幅の広さや細かな設定ができる点も魅力としている。同校では、ショップ管理画面のマニュアルやサンプルも用意されているため、学生にもわかりやすいと感じているそうだ。

授業では、オリジナルショップロゴを作成し、WEBデザインから商品登録、管理方法に関わる知識を学んだり、学生自身で好きなテイストや様々なブランドの商品を選びセレクトショップの模擬店舗を作成している。一人一人が個性の異なるショップを作成するため、学生間での共有や議論を繰り返すことで、どうしたらより良いショップになるのかを実践の中から考え学んでいるという。

同校では、「MakeShop byGMO」を利用することで、好きなモノ・コトを追及しながら自身のスキルを磨くことにもつながり、ファッション業界の次世代の担い手育成にも役立っていると考えているとしている。

教育現場の要望に応える

公表に際して同社では次のように述べている。

「教育機関や教育関連事業者からのご要望を受け、昨今では、教育関連領域におけるEC化支援を積極的に行っており、2022年1月13日(木)には、ICTベンダーによる教育機関向けのECサイト構築をサポートし、ICT教育環境の整備を支援するプラン『MakeShop for GIGAスクール』を提供開始いたしました。『MakeShop byGMO』は法人契約数1万件を誇り、ビジネスとしてECサイトを運営する事業者より多くのご支持をいただいております。

本気でECビジネスを行う事業者向けにサービスの強化やサポート体制の拡充を続けてきた結果、事業者のみならず専門学校などの教育機関からもビジネススキルや情報リテラシーの習得に関するご相談をいただく機会が増えてきました。そこでGMOメイクショップでは、実際にビジネスの場で多くご利用いただいている『MakeShop byGMO』を教材として提供し、ECサイトの構築・運営を実践することこそがビジネススキルや情報リテラシーの習得につながると考え、『アカデミックプラン』を提供することといたしました」

日本国内でも徐々にEC化が進んでいるが、それでもEC先進国である中国などに比べるといまだ遅れをとっている状況だ。EC市場に、まだまだ伸びしろがある中、次世代を担う学生たちが無料でECを学べる機会を得ることは、今後のさらなる日本のEC発展のためにも大きな助力となりそうだ。

ECのミカタ通信22号はこちらから


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事