2014上半期にネット通販で売れた女子のベストヒットランキング/Yahoo!

「Yahoo!ショッピング」を運営するヤフー株式会社では、2014年上半期に女性の間でヒットした商品に関する調査を実施。「女性の間でヒットした商品の部門別売れ筋ランキング」を公開した。

この調査は、「Yahoo!ショッピング」のカテゴリー(レディースファッション、腕時計、アクセサリー、食品、ドリンク、お酒、ダイエット、健康、コスメ、香水、家電)の中から、女性にヒットした人気商品を、売上、個数、在庫有無などを元に集計ししたものだ。
その結果をそれぞれジャンル別、世代別にランキング形式で掲載している。

調査結果は以下の通りとなっている。

■基礎化粧品は「SK-II」が上位を席巻

◎化粧水部門
1位 SK-II フェイシャルトリートメント エッセンス
2位 ロクシタン イモーテルエッセンシャルフェースウォーター
3位 SK-II フェイシャルトリートメント クリアローション

◎乳液部門
1位 SK-II ステムパワー
2位 SK-II フェイシャルリフトエマルジョン
3位 クリニーク DDM ローションプラス

◎美容液部門
1位 SK-II フェイシャルトリートメントリペアC
2位 SK-II ステムパワーエッセンス
3位 ランコム ジェニフィック アドバンスト

化粧水部門では、基礎化粧品強いマックスファクターが販売するSK-IIが席巻した。

■ヘアケア部門は「スカルプD」が大人気

◎ヘアケア部門
1位 アンファー スカルプD スカルプシャンプー オイリー
2位 アンファー スカルプD 薬用スカルプジェット
3位 ジョンマスターオーガニック C&Nデタングラー

ヘアケア部門では、1位「アンファー スカルプD スカルプシャンプー オイリー」、2位「アンファー スカルプD 薬用スカルプジェット」と、頭皮ケアを打ち出す「スカルプD」ブランドの男性用商品が上位を独占する結果となった。
夫の薄毛を何とかしたいというケースと、薄毛に悩む女性が対面せずに購入できるネット通販を利用して自分用に購入したパターンの2つがありそうだ。

■美容家電の売れ筋御三家は「ハダクリエ」「SALONIA」「アセチノクワトロボーテ」

◎家電部門(フェイスケア)
1位 日立 ハダクリエ ホット&クール
2位 日立 ハダクリエ CM-N820(W)
3位 パナソニック 目もとエステ EH-SW51

◎家電部門(ヘアケア)
1位 SALONIA ヘアアイロン スーパーストレート&カール
2位 SALONIA 2WAYストレート&カール 海外対応
3位 パナソニック ヘアードライヤー ナノケア EH-NA95

◎家電部門(ボディケア)
1位 ヤーマン アセチノクワトロボーテ
2位 アルインコ 美容ローラー エステタッチ EXG2113
3位 フィリップス ルメア SC2001/01

フェイスケア家電では保湿サポート器「日立 ハダクリエ」が、1位・2位を占めた。また、3位に「パナソニック 目もとエステ」が続くなど、大手メーカーの商品が売れた。

■ダイエット商品は「グリーンスムージー」「酵素ダイエット」が人気

◎ダイエット部門
1位 グリーンスムージー 酵素ダイエット フルーツミックス味
2位 酵素ダイエット クレンズダイエット
3位 グリーンスムージー マンゴー味

ダイエット部門では、1位が「グリーンスムージー 酵素ダイエット フルーツミックス味」、2位が「酵素ダイエット クレンズダイエット」、3位が「グリーンスムージー マンゴー味」となっている。
「グリーンスムージー」とは、フルーツと水をブレンダーで混ぜ合わせたもの。「酵素ダイエット」と並んで、最近の2強キーワードとなっている。

■ グルメは定番あり、意外な商品あり

◎スイーツ部門
1位 チョコロン 3個入 デザイナーズバッグ入り
2位 おいもや 干し芋 訳あり
3位 お試しセット スイーツセット 黄金のチーズケーキ&濃厚ミルクシュー4(3個)

2位に芋が入っている。男性に比べて女性は芋を好む傾向があるが、通販でも実証された形となったようだ。

◎アイスクリーム部門
1位 ハーゲンダッツ アイスクリーム ミニカップ
2位 ハーゲンダッツ もなか・ミニカップ
3位 アイスクリーム 業務用 春摘み苺アイス

アイスクリームはハーゲンダッツが不動である。この牙城はそう簡単には揺らぎそうにない。

◎お菓子、スナック部門
1位 【石昆】こぶてん
2位 選べる アーモンド小魚 7タイプ
3位 カルビーポテトファーム じゃがポックル

お菓子やスナックは女性が自分のために買っているのか、家族のためなのか、よくわからないところがある。

定番でない商品で堂々ランキング入りした商品もあるが、全体的には定番商品・定番ブランドが強さを見せつけたと言えるだろう。