ネットショップ一元管理の「TEMPOSTAR」が「ヤマトフルフィルメントサービス」とのAPI連携を開始

ECのミカタ編集部

SAVAWAY株式会社(代表取締役 社長:齋藤直)は、EC事業者のバックヤード業務の効率化を目的として提供する複数ネットショップ一元管理サービス「TEMPOSTAR(テンポスター)」が、ヤマト運輸株式会社(代表取締役社長 長尾裕)が提供する「ヤマトフルフィルメントサービス」とのAPI連携を開始したと発表した。

注文データをヤマトの出荷データに自動連携

「ヤマトフルフィルメントサービス」は、ヤマト運輸が「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」出店店舗向けに提供している物流サービス。

今回、「TEMPOSTAR」が「ヤマトフルフィルメントサービス」とAPI連携することにより、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」の出荷のみならず、「TEMPOSTAR」に取り込まれている注文データを「ヤマトフルフィルメントサービス」の出荷データに自動連携することで、365日出荷対応することができる。

出荷実績データも「TEMPOSTAR」に自動取り込み

あわせて、「ヤマトフルフィルメントサービス」から出荷実績データも「TEMPOSTAR」に自動で取り込まれ、注文データに対して一括で「送り状番号」を紐づけ可能。ECモールへの「送り状番号」送信も自動にて行うことができる。また、「TEMPOSTAR」上の設定により、自動出荷設定も可能となっている。

出荷までの時間短縮ニーズの高まりから土日出荷作業を行っているショップも多く、「ヤマトフルフィルメントサービス」の365日出荷対応と「TEMPOSTAR」の自動出荷設定を組み合わせることにより、大幅な出荷業務の効率化が期待できる。

複数ネットショップ一元管理サービス「TEMPOSTAR」

「TEMPOSTARは、複数のネットショップにおいて商品管理・在庫管理・受注管理といった業務を一つの画面で管理できる一元管理システム。一元管理をすることで、受注してからの注文確認・出荷完了メールの一括送信や、各送り状発行システムとの連携はもちろん、対応の漏れや誤出荷などのミスをなくし、物流アウトソーシングとの素早い連携が可能になるなど、業務の効率化が可能となる。

今回のAPI連携により、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」以外で入った注文を「ヤマトフルフィルメントサービス」に委託する場合も、出荷指示や出荷実績が自動で連携できるようになった。物流業務を効率化したい事業者や、出荷までのリードタイムを短縮したい事業者にとってはうれしいニュースとなりそうだ。

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